探偵たちの夜想曲5 ページ41
「え……」
降谷の車が現れたのも驚きであったが、RX-7の運転席に一瞬こちらを向いて見えた降谷の顔は鬼の形相だった。
え、わたし、何かした?!!
ふと気付くと、ドアを閉めた沖矢の右手がハンドルを握っているAの右手に重なっている。そして沖矢の左手はAの肩を抱いていた。
やばい!これだ!!
「す、すす、昴さん!ちょっと離していただけますか?!」
「え?どうしてですか?」
キョトンとする昴さん。キョトンってなに?!キョトンって!
肩を抱く力は強くなり、ぐっとAは沖矢の胸に押し付けられた。
ドーーーーン!!!!
と、青白いスイフトは目の前で降谷のRX-7に衝突した。このままでは自分たちも追突する!
キキキーー!!!
沖矢は急ブレーキをかけて車を停止させた。シートベルトをしていないAが前に飛ばされないように沖矢はAをしっかりと抱いていたのだ。
「吹っ飛べェ!」
スイフトから出てきた犯人をバイクに乗った女の子がノックアウトさせた。
すごい……。
その女の子はヘルメットを取るとコナン君に抱きついた。
「わっ!」
「よかったー!無事だったかー!」
コナンの知り合いの女の子なのだろう。その子もコナンのことを追って来たようだし、コナン君の周りには特殊な人が沢山いるんだなとAは目を見張った。
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風間 - アキさん» わざわざ突っ込む必要なくない?あなただってそうして 発砲 だとわかってるんだし。 (2022年8月11日 21時) (レス) @page19 id: b391deb645 (このIDを非表示/違反報告)
アキ - 『かなりの至近距離での発泡』・・・炭酸?『発砲』では? (2019年11月30日 18時) (レス) id: e7946caf9a (このIDを非表示/違反報告)
シイラ - 面白い!どんどん読めちゃいます! (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ふなっしー - ふなっしー (2018年7月30日 7時) (レス) id: 768ba98b2e (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - ういさん» はじめまして!この小説を見つけていただいてありがとうございます!執行されたらもう降谷さんから後戻りできないですよね笑 2周目!ありがたいです。何回読んでも読み応えのある作品が作れるように頑張ります! (2018年7月17日 21時) (レス) id: 558584540e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ライス | 作成日時:2017年6月1日 15時