職業はオッパです

8 リアクション芸2 ページ8

Aとウニョギヒョンがやいやい騒ぐから(←)俺の足元に火傷用の軟膏が転がってきた。


KH「それで、ちゃんと薬は塗れたんですか？」
EH・A「「痛くて塗れないんだよぉぉ…」」


………まったく、このふたりは…。


俺は軟膏の蓋を開けて中身を指ですくった。


KH「ほら、A。俺が塗ってあげるから顔かして。」
A「えーー。キュヒョナじゃなくてソンミニヒョンにやってもらいたい。」
KH「ぶっ飛ばすぞ。」
A「う、うそうそ！！ありがと、お願いします。」

そう言って、Aは俺の方を向いて目を閉じた。
薬がしみて痛いって分かってるからか、長い睫毛がフルフル小さく震えている。
真っ白な肌に火傷の後が痛々しい。痕は残らないと思うけど。
あんなこと言ったけど、やっぱりこんな無茶はしないで欲しいと思う。
本人には絶対言わないけど。

Aの顎に手を添えて少し上を向かせる。
え、なんか俺、キスするみたいじゃん…！
いやいや、落ち着け、落ち着けキュヒョン！←
軟膏を掬った指をAの唇に近づける。


バターーーーーーーン！！！


「Aーーーーーーーーー！！！！！」


トゥギヒョンが弾丸のようにリビングに飛び込んできた。


LT「ごめん！ごめんよ！オッパが！オッパのせいで大切なAに火傷を負わせるなんて！オッパ失格だよぉぉぉ」


トゥギヒョンはAをぎゅーーーっと抱きしめた。
俺がのばした軟膏の指が迷子になった。←

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