33. ユノとチャンミン ページ33
Aは赤い衣装を着たまま楽屋まわりをブラブラ歩いていると青い衣装に身を包んだユノとチャンミンを見つけた。
ユノはソファに座って携帯で動画を見ている。その横の背もたれにチャンミンが腰掛けて、ユノの画面を覗いている。
2人での活動でカムバックしたばかりの東方神起。
わたしの想像もつかないような苦労と努力を重ねてきた2人。
重すぎるものを背負っている2人の絆は誰も割り込むことはできないと感じさせられる。
ジッと2人を見つめていると、チャンミンがAに気付いた。
CM「お、A!」
チャンミンはAに向かって手を上げた。手に握っていたバナナも上に上がった。
2人の空間に入ることを許されたAはチャンミンの隣に座った。
CM「出番終わったの?」
「うん、前半の出番は終わった。」
東方神起の出番は後半のしかもトリ近くまで無いため待機しているのだ。
「ユノヒョン、何見てるの??」
YH「んーー??」
CM「今ヒョン集中してるから話しかけても無駄だよ。」
「あ、イメトレ。ごめん!わたし邪魔した?……おわっ!」
慌てて立ち上がろうとしたAの腕を掴んでチャンミンはまた自分の隣にAを座らせた。
CM「違う違う。マイケルジャクソン。」
チャンミンはAの体を自分の方に引き寄せてユノの画面を見えるようにした。
マディソンスクエアガーデンでのマイケルジャクソンのパフォーマンスの動画だった。
CM「ユノヒョンはマイケルにご執心だろ??会場に着いてからずっとこの調子だよ。」
「そっか、マイケルジャクソン…。」
改めてユノの顔を見ると、期待で目をキラキラさせて画面を食い入るように見ている。これからの舞台への不安なんて微塵も感じさせない。
それを見てAは思わず笑顔になった。
本当にこの人はすごい。ユノヒョンに勝てる人なんて誰もいないよ。
CM「A、」
「ん?」
Aの目の前に皮を向いたバナナが出てきた。
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う〜こ(プロフ) - 続きが気になります~更新楽しみにしています~ (2014年10月13日 14時) (レス) id: 9c5246a722 (このIDを非表示/違反報告)
ジェジュチャミ(プロフ) - 私もソンミン大好き///ソンミンと一緒にいたら舞い上がっちゃう///デュフ (2014年7月24日 0時) (レス) id: f9822be3d2 (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - A pinkさん» はじめまして!コメントありがとうございます。ふおぉ、そんなに褒めていただいて嬉しいですー!未熟者ですが、ちまちま更新したいと思います。 (2013年2月6日 21時) (レス) id: 9078e475c0 (このIDを非表示/違反報告)
A pink(プロフ) - 面白いし、上手くて最高!!続き待ってます!頑張ってください! (2013年2月6日 21時) (レス) id: 58d6633706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Laice | 作成日時:2013年2月6日 20時