28 街に出よう ページ28
ニューヨーク!
来てしまったニューヨーク!!
今はというと、スタッフに「指名された方は14時に◯◯公園に集合してください。それまでは自由行動です。」と言われ、さあ自由行動しようか!というところのである。
(英語が話せる子を誘って街に行こうか。)
いや、わたしそれなりに聞けるよ?英語の授業ちゃんと受けてたし、リスニングのテストとかもまぁまぁ良い点だったし。
でもウチの事務所の甚だしいグローバル化によって英語ぺらぺーらのグローバル後輩たちが多いじゃない。
その子達と自由行動したほうが何かと便利そうだし!←
一番頼りにしていたヘンリーがもう先に出て行ってしまったので後輩を当てにするしかない。
Aはガチャっとf(x)の控え室の扉を開けた。何をするわけでもなく椅子にボーと座っているソルリを見つけた。
「や!ソルリ!アンバは?」
SL「あ、Aオンニ。アンバオンニならビクトリアオンニと出かけましたよ。」
ビクオンニに先越されたか!
「あーそっか。じゃ、クリスタルは?」
SL「ジェシカオンニと出て行きました。」
姉妹愛は裂けれん。
「そっか!サンキュ!」
SL「いえ。」
Aは部屋を出て行こうとした足を止めた。
「ねぇソルリ」
SL「はい?」
「ソルリは外、行かないの?」
SL「はい。」
「集合時間までずっとここにいるの?」
SL「はい。そのつもりです。」
「わたしと一緒に外出る?」
あまり積極的じゃないソルリ。せっかくのニューヨークなのに、せっかくの自由時間なのに、何だか勿体無い気持ちになる。
こういう時、ヒチョルヒョンはソルリを上手く導いてあげてソルリの笑顔を引き出すんだよね。
でもここにはヒチョルヒョンはいない。
SL「ううん、いいんです。わたしちょっと疲れてて、休みたいなぁって。」
「そう?…じゃ、しっかり休むんだぞ!」
SL「ふふ、オンニがAオッパになった。」
「いや、そんなつもりはなかったんだけど。」
苦笑するAにソルリもクスクス笑った。
SL「Aオンニ!!」
ドアに手をかけたAをソルリが呼び止めた。
「ん?」
SL「ありがとう。」
Aは笑顔で片手を上げると、そのまま部屋を出た。
SL「もう、格好いいんだから。」
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う〜こ(プロフ) - 続きが気になります~更新楽しみにしています~ (2014年10月13日 14時) (レス) id: 9c5246a722 (このIDを非表示/違反報告)
ジェジュチャミ(プロフ) - 私もソンミン大好き///ソンミンと一緒にいたら舞い上がっちゃう///デュフ (2014年7月24日 0時) (レス) id: f9822be3d2 (このIDを非表示/違反報告)
ライス(プロフ) - A pinkさん» はじめまして!コメントありがとうございます。ふおぉ、そんなに褒めていただいて嬉しいですー!未熟者ですが、ちまちま更新したいと思います。 (2013年2月6日 21時) (レス) id: 9078e475c0 (このIDを非表示/違反報告)
A pink(プロフ) - 面白いし、上手くて最高!!続き待ってます!頑張ってください! (2013年2月6日 21時) (レス) id: 58d6633706 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Laice | 作成日時:2013年2月6日 20時