la coexistence (ページ39)

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kj「あ、Aちゃん、めめの様子どうだった？」

「熱で汗がすごかったから一旦起こして今着替えてるところなの。思ってたよりもちゃんと意識もはっきりして会話できてたから多分すぐ良くなると思うよ」

kj「良かったぁ…ほんまにどうしようかと焦ったんよ…来てくれてほんまにありがとうな」

康二くんと話していると、寝室の方から着替え終わった目黒くんの声が聞こえ、タイミング良く涼太がお盆に乗せたお粥を持ってきてくれた。

kj「舘さん俺持ってくわ！」

そう言って涼太からお盆を受け取った康二くんは何かを思い出したかのようにハッとした表情を見せ、こう言った。

kj「あのな…二人に話したいことあるんやけど、ちょっとだけ待っててくれへん？」

「え？うん、分かった」

私達二人はなんのことだか分からず首を傾げる。

そのままお粥を運んで行った康二くんを待つこと数分。
寝室から出てきた康二くんが申し訳なさそうに言った。

kj「ごめんなあ、待たせて」

とりあえず座ってや、という彼に頷いて涼太と一緒に座る。

「それで、話したいことって？」

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