la coexistence (ページ22)

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「ところで、康二くんの関西弁はやっぱり名残り？」

kj「そうや！かなり長い間関西で暮らしていたから染み付いてもうた」

食べ終わって兄と目黒くんはお互いが甘党だと言うことが判明し、意気投合。
そのまま二人で語り始めた。

流石にその二人の中に入っていけるほど私は甘党ではないので、片付けに入る康二くんに何か手伝わせて欲しいと頼み込み、康二くんが洗ったお皿に付いた水滴を拭き取っていく。

兄と目黒くんがかなり身長が高かったためにあまり気付かなかったが、横に並ぶと康二くんも結構背が高い。
加えてかなり小顔なため、すごいスタイルがよく見える。

「もし良かったら、康二くんが作った青椒肉絲のレシピ教えてもらうことって出来る…？すっごい美味しかったから一体どうやって作ってるの？」

kj「ほんま！？それは嬉しいわあ！隠し味は…愛やで。なんてな！もちろんええよ！後で紙に書いて渡すな！」

そう言ってニッコニコの笑顔を見せる康二くん。

なんだか左右にぶんぶん揺れる尻尾が見えてきそうだ。

…これが目黒くんが言っていた子犬ってことか。

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