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第2話 ページ3

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ナルト「あっ、あの人か?依頼主…」


木の葉の里の入口近くに立つ、老人をナルトが見つける。


サクラ「お年寄りなのね…」

サスケ「…」

カカシ「こんにちは」


カカシがあいさつをすると、依頼主の老人がカカシ達に気づき、近づいてきた。


老人「こんにちは…。あなた達がワシの護衛をしてくださる木の葉の忍さんですかな?」

ナルト「そうだ!!じいちゃん、安心していいってばよ!!このオレ──うずまきナルト様がじいちゃんを安全に護衛する…」


ナルトは最後まで言う前に、サクラに殴られた。


ナルト「いってぇ──!?(涙)」

サクラ「バカッ!!じいちゃんなんて呼んじゃダメでしょ!!」

老人「はははっ、面白い子じゃのう(笑)」


涙目で頬に手を当てるナルトに、老人は優しく笑った。


老人「ワシの名前は、フジじゃ」

ナルト「フジ…?」

カカシ「フジさん、今回の依頼は園尾の里へまでの護衛でよろしいんですよね?」


カカシが目を細める。


フジはうなずいた。


フジ「…そうじゃ。お願いします…」

ナルト「んじゃ、出発〜〜〜!!」


元気よく前に踏み出そうとした刹那(せつな)、


ナルトは足元の石につまずき、転んだ。


ナルト「いってぇ!!…Σハッ!?」

サスケ「…」


ナルトは背後を振り返り、サスケを見る。


サスケはナルトの横を通り過ぎる前に、


サスケ「………………………ドジ」


小さくつぶやき、鼻で笑った。


ナルト「ぬぅああああああああ!!(怒)」←

サクラ「なにやってるのよ、ナルト!!」

フジ「…(汗)」

カカシ「…(無事に園尾の里に着けるかなぁ)」


カカシはやれやれとため息をついた。



***



『消えない、消えない、消えない…。』



手についた、汚らわしいニンゲン達の血が。


汚い、穢れた生き物の血が───。


【ホラネ】


【ニンゲンナンテ、ミンナクズナンダ】


【シンゾウヒトツヲツブセバ、ミンナシヌ】


醜い生き物。


死ね。


みんな死んでしまえ。


わたしを…理解する人なんて、


理解できる人なんて誰もいない。


わたしを理解できるのは、わたしだけ。


わたしを救えるのも、わたしだけ。


だから、殺す。コロス…。


ミンナ、コロス。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!!!!!!!!!!!!


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りん - 続きはないのですか? (2021年10月3日 8時) (レス) @page33 id: 7f0804ae82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーさん - サスケに一票! (2014年12月15日 0時) (レス) id: 668ebb6221 (このIDを非表示/違反報告)
? - サスケで//////// (2014年10月6日 16時) (レス) id: ad84816bae (このIDを非表示/違反報告)
ナカニン☆ - サソリに一票!! 御願いします♪ (2014年8月26日 19時) (レス) id: 5703a04258 (このIDを非表示/違反報告)
エア - マダラぁ…///// あ、取り乱してすいません!! とっても面白いですッ!才能あっていいなー って思います。更新待ってまぁすっ(^∀^)/ (2014年8月21日 17時) (レス) id: 95983f28e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミント | 作成日時:2014年4月15日 14時

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