第15話 ページ16
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ペイン「ねー、デイダラ!!」
デイダラ「うっせぇな!!」
懇願の眼差しを向けるペインにデイダラは顔をしかめる。
ペイン「だって気になるじゃん!!あのサソリがだよ!?」
デイダラ「そりゃー…オイラも気になるけど!!ストレートに聞けるか!!うん!」
ペイン「なに言ってんだ!お前はサソリのコンビだろ!?こう、さりげな〜く、『最近、機嫌悪いな。なにかあったのか?』って言えばいいんだよ!!」←
デイダラ「なにがさりげな〜くだ!!まんまストレートじゃねーか!!」
ギャーギャーと騒ぐ二人の間をなにか鋭いものが横切った。
ペイン「なに!?今!?」
デイダラ「…」
デイダラはものが飛んできた方向を見て戦慄した。
そこには、こちらに背を向けて金を黙々と数えている角都の背中がある。
はっとし、壁に刺さったものを見てさらにデイダラは顔が青ざめる。
それは、血に濡れたお札だった。
ペイン「ホ、ホラアアアアアアアアア!!?」↑※ホラー
デイダラ「うるせーよ!?」
角都「ペイン、それ以上耳障りな奇声を上げたら…殺す」
ペイン「(((;ω;)))((ガタガタ」←
デイダラ「(コイツ本当にリーダー?)」←
デイダラは深くため息をついた。
***
A「おじゃましまーす」
ナルト「遠慮しないで上がれってばよ☆」
Aはくすくすと笑いながら、家に上がった。
A「ナルト、一人暮らししてるの?」
ナルト「あ、あー…そうだってばよ!」
ニカッと笑って答えるナルト。
A「そうなんだ。すごいね」
両親が亡くなったことを察したAは、笑顔でそう言った。
ナルト「別にすごくねーよ。適当だし、いつも」
A「適当って…」
ナルト「なんか腹減ったな〜…。あ!」
ナルトはAに振り返った。
ナルト「確かA、ラーメン食ったことねーんだよな!?」
A「うん」
ナルト「じゃ、一楽のラーメン屋に行くってばよ!!」
A「でも、お金は…」
ナルト「気にすんなよ!オレがおごるってばよ!!Aに一楽のうめぇラーメン食わせてーんだ^^」
──『気にするな。オレがなんとかしてやる』
脳裏をよぎる“彼”の声。
A「──!?」
ナルト「よーし、行くってばよ!」
ナルトはAの手をつかんで、外に飛び出した。
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りん - 続きはないのですか? (2021年10月3日 8時) (レス) @page33 id: 7f0804ae82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーさん - サスケに一票! (2014年12月15日 0時) (レス) id: 668ebb6221 (このIDを非表示/違反報告)
? - サスケで//////// (2014年10月6日 16時) (レス) id: ad84816bae (このIDを非表示/違反報告)
ナカニン☆ - サソリに一票!! 御願いします♪ (2014年8月26日 19時) (レス) id: 5703a04258 (このIDを非表示/違反報告)
エア - マダラぁ…///// あ、取り乱してすいません!! とっても面白いですッ!才能あっていいなー って思います。更新待ってまぁすっ(^∀^)/ (2014年8月21日 17時) (レス) id: 95983f28e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミント | 作成日時:2014年4月15日 14時