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第11話 ページ12

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ナルト「A、こっちだってばよ!!」

A「ナ、ナルト!待ってよ!」

サスケ「ウスラトンカチ!どこ行くんだ!?」

ナルト「一楽のラーメン屋に行こうって思ったけどやめた!!オレってば、財布持ってなかった(泣)だから…とっておきの場所に行くってばよ!!」

A「とっておきの場所…?」


病室の窓から外へ飛び降りたナルト達は、里の中を走り回る。


Aはナルトに手をつかまれていて、それをサスケが顔をしかめて追いかけている始末だ。


ナルト「えーっと、確か…あ、ここをまっすぐに行って左に曲がるんだ!!」

A「…(汗)」

サスケ「はぁ…」


三人は小道を走り抜けた。



***



カカシ「暁のとある人物と因縁関係が、フジさんにあるんですか?」


驚きに目を丸くするカカシを一瞬見上げた後、サクラは綱手に尋ねた。


サクラ「あの…綱手様、暁とは?」

綱手「S級のお尋ね者──犯罪者の集団だよ。奴らは尾獣…つまり、ナルトを狙っている」

サクラ「ナルトを…!?」

カカシ「しかし、公式に定められている場所では、幻の十一尾の人柱力は登録されていないはず…だとしたら、奴らが知ることなど…」

綱手「それがね、あの集団に情報収集が得意な奴がいるみたいなんだ…。だから、ナルトの居場所も直にバレるかもしれない…」

カカシ「…彼ならば、間違いなく…」

サクラ「(彼?一体、誰のこと…?)」


綱手は顔の前に指を組んだ。


綱手「とにかく、そうなったらそうなっただ。対策は充分練ってあるから、最悪の状況は少なくとも避けられるだろう。十一尾の人柱力も、当分は木の葉の里(ここ)に住まわせておく」

サクラ「え」

綱手「フジ老人に頼まれたんだ。『園尾の里は滅んだから、あの子の──Aの世話をしてほしいんですじゃ。ワシはもう老いぼれじゃから…』ってね。全く、困ったじいさんだよ」


やれやれと肩をすくめる綱手。


そのとき、部屋のドアが勢いよく開かれた。


シズネ「綱手様ぁ!!」

綱手「なんだ、騒がしいな」

シズネ「ナルト君達が病室を抜け出しました!!」

綱手「…^言^」←

カカシ「はぁ…ったく、あいつは…」

サクラ「…(汗)」


サクラは深いため息をついた。


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りん - 続きはないのですか? (2021年10月3日 8時) (レス) @page33 id: 7f0804ae82 (このIDを非表示/違反報告)
ぷーさん - サスケに一票! (2014年12月15日 0時) (レス) id: 668ebb6221 (このIDを非表示/違反報告)
? - サスケで//////// (2014年10月6日 16時) (レス) id: ad84816bae (このIDを非表示/違反報告)
ナカニン☆ - サソリに一票!! 御願いします♪ (2014年8月26日 19時) (レス) id: 5703a04258 (このIDを非表示/違反報告)
エア - マダラぁ…///// あ、取り乱してすいません!! とっても面白いですッ!才能あっていいなー って思います。更新待ってまぁすっ(^∀^)/ (2014年8月21日 17時) (レス) id: 95983f28e4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミント | 作成日時:2014年4月15日 14時

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