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『おまたせ〜』
「ごめんね、忙しいのに、こんな時間に。しかも
服汚しといて送ってもらうとか」
『ううん、Aと話したかったからちょうどよかった』
歩きながら捕まえたタクシーに乗り込むと
田島くんは自分の家の住所を運転手さんに伝えていた。
「あのー…私の家△△なんですけど…」
『うん知ってる笑。お詫びに今日は俺に付き合ってよ。服もこんなだしお店入れないじゃん？笑』
「え、あ…はい…」
2度目の田島くんの家。
「お邪魔します」
『Aはいこれ、着替えね。この前のと違うけど』
「…ありがとう」
洗面所を借りて着替えを済ませる。田島くんの脱いだ服もそこに置いてあって、ワイシャツにコーヒーがかかっていた。とれるかわからないけど水で洗ってみる。
これでクリーニングに出したら大丈夫そうかな…
持って帰るように自分の服と一緒にまとめた。
リビングに行くと田島くんは冷蔵庫を覗きながら飲み物を用意してくれていた。
『明日休みだし、ビールでも飲む？』
「そうだね、飲も！」
……………
『おつかれ！』
「田島くんも。おつかれ！」
「…(ごくごく)はぁっおいし…！」
『ほんと美味しそうに飲むよね笑』
「だってめっちゃ美味しいんだもん」
『その顔ずっと見てたいわ笑』
「ん？」
『Aの美味しそうな顔みてたら疲れ吹っ飛ぶんだよね〜』
「え、ビール飲んでる私にそんな癒し効果ある？笑」
『あるよ笑。めっちゃ癒される笑』
「それをいうとさぁ、田島くんこそ癒し効果は私より全然すごいと思う」
『えーうそだぁ笑』
「ほら！その感じとか。田島くんがふにゃってなるとこっちまでふにゃってなるの笑」
『俺ふにゃってしてるかな？』
「してるしてる」
…………………
「私、そろそろ帰るけど…田島くん寝るならベッドで寝なよー」
『んん……A〜、ベッド連れてって』
「えぇ〜？」
『おねがい』
「…じゃあ、はい…田島くん立って」
『んー……』
田島くんは立って寝室まで歩き出したけどふらふらで危なっかしくて
少しだけ肩を貸すような体制で田島くんを支えた。
ドサッとベッドに降ろして
「じゃあおやすみ」
帰ろうとする私の手を田島くんはぎゅっと握った。
『……だめ、A帰んないで。』
「でも…」
『…こっちきて』
「え…？」
ぐっと引き寄せられて、気がついたらベッドの上の田島くんの隣にいた。
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kicca(プロフ) - mmnjさん» コメントありがとうございます!!うれしすぎます（ ; ; ）毎話読んでいただいてるようでほんとにありがとうございます!!楽しんでいただけるように頑張ります♡ (4月11日 8時) (
レス) id: 7122816e66 (このIDを非表示/違反報告)
mmnj(プロフ) - このお話大好きすぎて更新されるとすぐ読みに来てます！！今日更新されたお話がたまらなすぎて思わずコメントしました…笑 これからも楽しみにしてます！ (4月11日 0時) (レス) id: 3eae8f6da2 (このIDを非表示/違反報告)
kicca(プロフ) - 睦月凛月さん» ありがとうございます!!初コメント嬉しいです!胸キュンもして頂いてるようですっごく嬉しいです♡今後もよろしくお願いします! (3月29日 7時) (レス) id: 7122816e66 (このIDを非表示/違反報告)
睦月凛月(プロフ) - この2人のケミ好きなんです....!!!!素敵な作品にめぐり逢えました！胸きゅんが止まりません！応援しています♡ (3月28日 22時) (レス) @page11 id: 7b0725ea3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kicca | 作成日時：2024年3月22日 20時
