11 ページ11
また1週間が始まった。
田島くんの服は洗濯して、お礼に田島くんの好きなコーヒーも一緒に渡した。
「おはよ〜田島くん、服ありがとう。これ、はい」
『おはよ。俺もAの服持ってきた。はい』
「ありがとう」
『えっコーヒーまでいいの？』
「うん！あげる」
『へへ笑、うれしい〜笑』
嬉しそうな田島くんを見るとやる気が湧いてきた。
さて仕事しないと！！
…………………
お昼は食堂に行こうかお店に行こうかコンビニ行こうかと考えている頃、�眥佑�んがデスクのそばに来た。
『先輩。今日のお昼俺と一緒に食べてください』
「お昼？いいよ！…この前のことなんだけどさ、私途中から記憶なくて…」
『お昼に話しましょう』
それだけ言うと不機嫌そうな高塚くんはスタスタと自分のデスクへ戻って行った。
…………………
お昼
俺これにします、と�眥佑�んは悩む間もなく決めていたらしい。私は少し悩んだけど�眥佑�んと同じものにした。
「あの…ほんと最後記憶なくて。ごめんね」
『なんのごめんっすか？…先輩あの後田島さんの家行ったんですか？』
「うん…でも私がタクシーで寝ちゃったから家わかんなくて仕方なく田島くんの家に連れて帰ってもらっただけ！なにもないよ！」
『…何もないかぁ…じゃあ俺とタクシー乗ってても寝ちゃってたってことっすよね』
「うん…多分寝てた…と思う…」
『はぁー、もう…！ちょっと無防備すぎません！？危ないですよ、普通に』
「んふふ笑」
『俺面白いこと言ってませんけど』
「田島くんも同じこと言ってたから。危ないよって笑。2人に限ってそんなことないのにね笑」
『…それ本気で思ってます？』
「えっ？うん。だって田島くんとは戦友？友達みたいな感じだし�眥佑�んだってかわいい後輩だから」
『そう思ってんの先輩だけっすよ』
「……そんなことないって」
『…そんなことあります。この前は俺も飲ませすぎちゃったかもしれないですけど、とにかく気をつけてください！』
「………はい」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 179人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
kicca(プロフ) - mmnjさん» コメントありがとうございます!!うれしすぎます（ ; ; ）毎話読んでいただいてるようでほんとにありがとうございます!!楽しんでいただけるように頑張ります♡ (4月11日 8時) (
レス) id: 7122816e66 (このIDを非表示/違反報告)
mmnj(プロフ) - このお話大好きすぎて更新されるとすぐ読みに来てます！！今日更新されたお話がたまらなすぎて思わずコメントしました…笑 これからも楽しみにしてます！ (4月11日 0時) (レス) id: 3eae8f6da2 (このIDを非表示/違反報告)
kicca(プロフ) - 睦月凛月さん» ありがとうございます!!初コメント嬉しいです!胸キュンもして頂いてるようですっごく嬉しいです♡今後もよろしくお願いします! (3月29日 7時) (レス) id: 7122816e66 (このIDを非表示/違反報告)
睦月凛月(プロフ) - この2人のケミ好きなんです....!!!!素敵な作品にめぐり逢えました！胸きゅんが止まりません！応援しています♡ (3月28日 22時) (レス) @page11 id: 7b0725ea3a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：kicca | 作成日時：2024年3月22日 20時
