割と疲れがピーク* ページ7
デスクの上に置いたスマホがブー、ブー、と震動した。
右手で缶コーヒーを飲みながら届いたLIMEを見て、小さく溜息をついた。
茅ヶ崎至今仕事終わったとこだけどそっちどう?
春川A終わる気配ゼロ
先帰ってて
既読がついたのを確認して再びスマホを置き、パソコンに向かい直した。
………お、終わる気がしねええ〜〜〜。
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季節の変わり目であり、気温も安定しないこの時期。体調を崩す人が………見事に企画部で続出した。
数日前、企画部の同期たち数名で飲み会をしたらしく(私は適当な理由で欠席した)、そこで風邪をもらってきてしまい、見事に同期の４人がダウン。
もともとうちの企画部は人数が少ないため、４人いなくなっただけでかなり穴が空いてしまい、私が面倒を見ていない部下の企画や資料作成の助言、確認、更には自分の仕事もあるため、ここ数日は残業続きだった。
今がイベント期間じゃなくてほんとに良かった……と思いつつ、疲れた目を擦りながらキーボードを叩く。
出来るだけ部下に負担をかけない方が後々楽になる、というのはこの２年間で学んだことだ。
結果的に大量の雑務を任され、自分で自分の首を締めている気もするが、今後のためだ。うん。
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・
結局家に帰ってきたのは終業時刻から3時間半程が経った頃。日頃の寝不足や疲れもあってか、集中が続かず倍の時間がかかったような。
2階までの階段を登るのすらつらい。座りっぱなしで足がガクガクと震えている。
「…コレ、明日起きれるかな………」
帰ったらログボだけ貰って早く寝よう。風呂は明日の朝でもいいや。
そう思って自分の家の前に辿り着くと、
「おかえり、A」
「えっ、ちょ、………はぁっ！？」
何故か扉の前には至がいた。
いや、流石に疲れすぎだ、私。ついに幻覚まで見えるようになるとか……流石にやばいぞ。
「ちょ、待って幻覚じゃないから」
至(幻覚)を無視して扉を開けようとするとその私の手を至が掴む。
「……ほんもの？」
「本物だよ」
とりあえず寒いから入れてくんない、と笑った至に頷いて、今度こそ家の扉を開けた。
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のん(プロフ) - めっちゃ好き！！これ見て至さんにハマりました…ヤバすぎですね。 (2019年1月25日 19時) (
レス) id: cc87f2ac73 (このIDを非表示/違反報告)
雪菜(プロフ) - 初めまして！ミコさんの書く至さん大好きです！リクエストで夢主ちゃんが女の子の日のお話とかお願いできますか？ 更新楽しみにしてます^ ^ (2018年3月22日 1時) (レス) id: b5e02d36cd (このIDを非表示/違反報告)
なつめ(プロフ) - はじめまして！
最近一気に読ませて頂きました。
話の展開の仕方などすごく好みです…。
リクエストしてもいいですか…？
夢主ちゃんが至さんに甘えたい…。みたいな話が見たいです〜！
大雑把過ぎてすみません。笑
更新など忙しいかと思いますが、頑張って下さい！！ (2018年3月16日 19時) (携帯から) (レス) id: d5720fc110 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりあ - この小説で、至推しになったゆりりあといいます！キュンキュンしながら読ませていただいています！リクで吸血鬼の至とその彼女の夢主ちゃんとの甘々な吸血を書いていただきたいです！ (2018年3月15日 20時) (レス) id: b4acc91cdf (このIDを非表示/違反報告)
じゅんぴー(プロフ) - はじめまして！ ミコさんのお話、大好きです！ リクエストさせてください！ 主人公ちゃんと至さん、両方の嫉妬が見たいです！切甘な感じをお願いしたいのですがよろしいでしょうか…？ (2018年3月14日 23時) (レス) id: 67a96bf772 (このIDを非表示/違反報告)
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