一杯のカクテル。【中原中也】

▼ジョン・コリンズ ページ9

「…………服が、無い」


クローゼットの扉をぱたんと閉じる。


中也さんと約束を交わした後、私は何か嫌な予感に満ち溢れていた。
自宅に戻って、当日は何を着て行こうか、と何気なくクローゼットを開けたらこのザマである。


「部屋着と仕事着と、………普段着しかない」


以前、買い出しに行った時に中也さんに褒めてもらった服もだいぶ色褪せていたし。



「明日買いに行く、しかないかぁ」



でも、どうしよう。
私にお出掛けの時に着るおしゃれな服を選ぶセンスなんてない。



「…助っ人、呼ぶかな」


最近はほとんど使っていない携帯電話を取り出し、両親や親戚以外で唯一登録されている名前を探した。



そのまま耳に携帯を押し当てるとコールが聞こえ始める。


三度目のコールで聴こえた懐かしい声。



「もしもし。うん、私。Aだけど…
久しぶり。『ふうちゃん』」


《あれ、A？
珍しいね、あたしに電話なんて。なんかあったの？》


……しばらく会わなくても、ふうちゃんはこうやって気さくに話し掛けてくれるから、好きだ。


*♡*

ジョン・コリンズの意味は『気さくな関係』

*♡*

▽バロン→←▽カシスソーダ

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキー文豪

広津柳浪

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す