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ﾄﾞｷﾞｮﾑ「そうそう！だから明日は皆で僕のライブ見に来てよ！」
夜、寮のリビングでドギョムは
ソファーに座るミンハオ、ミンギュ、エマ、私に向かって意気揚々と話をする。
ｴﾏ「ドギョム今度の歌のコンクールで練習大変て言ってたのに、ライブもやるなんてよくやるよね」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「だからだよ！コンクールの為にも
人前に立つのに慣れとかないとだろ？
ま、楽しいからやってるんだけどね！」
ﾐﾝｷﾞｭ「てかお前、毎週ライブハウスで歌ってるんだろ？どうして急に明日来いなんて言うんだよ」
ﾐﾝﾊｵ「しかもいつも以上にハイテンションだし」
『なんか特別なイベントでもやるの？』
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「そういう訳じゃないんだけど…。
俺、ライブハウスでは今までソロで歌ってただろ？
でも、明日からはバンドやるんだ！」
ドギョムはソファーから立ち上がると
誇らしげな顔をして言った。
ｴﾏ「バンドって、ギターとかドラムとかの、あのバンド？」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「うん！てか他に何があるんだよ笑」
『ドギョムのバンドかぁ。見てみたいな！』
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「だろだろ？」
ﾐﾝﾊｵ「確かに、ドギョムはソロでやるより
バンドとかで複数人でやる方が向いてそうだしな」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「そうなんだよ！
仲間とかいた方がもっと楽しいと思ってさ！」
ﾐﾝｷﾞｭ「それにお前は案外ビビリだから
周りに人がいてくれた方がいいかもな！」
ｴﾏ「アハハッ！それ言えてる！」
ﾄﾞｷﾞｮﾑ「俺はビビリじゃねぇよ！
エマも笑いすぎだ！」
バカにされて頬を膨らませて言い返すドギョムは
どこかいつも以上に楽しそうだ。
ミンハオがエマやミンギュと言い争うドギョムを見つめながら呟く。
ﾐﾝﾊｵ「きっといいバンドなんだろうな」
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作者名：lala | 作成日時：2021年3月7日 0時
