12．Tacchan T-shirts ページ13
.
ヌートバーさんとロッカールームに向かっていると、前の方に歩いている人を見つけた。
よく見てみると、あれは佐々木選手。
しかも、もっとよくよく見てみると何か見覚えのない白い服を着ている。
「 " ねぇA、あれ何って書いてあるの " 」
もちろん前を歩いている人の背中が見えるわけで。
上の方に書いてあるのは、
『 たっちゃん 』
「 ！ 」
『 " たっちゃんって書いてます。ヌートバーさんのことじゃないですか？ " 』
「 " 俺だぁ " 」
白いTシャツには、「たっちゃん」と書かれていた。
それを伝えると、ヌートバーさんは明らかに緊張がほぐれ、心なしか歩調も軽くなっていたように思える。
それからロッカールームで各々挨拶が終わり、バラバラと移動している中。
「 田中さん 」
『 ？はい 』
背中をポンポンと叩かれ、何かと思って振り向くと。
「 大谷です。よろしくお願いします 」
結構な至近距離で、世界のスターである大谷選手が立っていた。
……誰も彼も近いなぁ！
『 田中です、こちらこそよろしくお願いします。迷惑しかかけないとは思いますが… 』
「 迷惑だなんてそんな。心配しなくても誰も思ってませんよ 」
ハハハ、と笑いながら返される。
いや笑い事じゃないんです。
私、これでもずっと緊張してるんですから。
「 通訳すごい上手でしたし。英語が喋れるってだけで尊敬します 」
『 え、見たんですか 』
「 はい、もちろん 」
あ、たっちゃんのこと知る時に自動的に〜みたいな。と説明される。
……正直私はどっちでもいい。
なんなら、私なんかと話す暇があるなら練習しないのかなとか考えてしまう。
「 あ、ていうか 」
『 ？ 』
「 敬語のけてもらっていいですか？タメで！ 」
……どういう風の吹き回し？？
─────
日本優勝しましたね…！🇯🇵😭
リアルタイムでもう心臓叩かれるかと思いました。
そして相変わらずたっちゃん尊い
試合が終わったことにより結末も決めることができたので、バリバリ書いていきます⚾︎
※お知らせ→←11．He can talk normally
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1288人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ペッパー(プロフ) - 巴さん» 温かいお言葉本当にありがとうございます😭🙌🏻必ず更新再開しますので、それまで気長にお待ちいただけると幸いです (2023年3月26日 12時) (
レス) id: 5f953d1cd6 (このIDを非表示/違反報告)
巴(プロフ) - 私はこの作品が大好きなので残念な気持ちもありますが、作者様もそれ以上に大好きなので他の作品を読んで楽しく待っていることにします。どうかこれからも頑張ってください！ (2023年3月25日 17時) (レス) @page14 id: ef698603e3 (このIDを非表示/違反報告)
ムスメ3(プロフ) - 優勝おめでとう (2023年3月22日 23時) (レス) @page13 id: fcb0ec653e (このIDを非表示/違反報告)
ペッパー(プロフ) - mei?????さん» たしかに…！的確なご指示ありがとうございます！すぐに修正いたします🙌🏻 (2023年3月18日 9時) (レス) id: 12afb95dfc (このIDを非表示/違反報告)
ペッパー(プロフ) - Mariさん» 初めまして！遅くなってしまい申し訳ありません🙏🏻もちろんそのつもりで書き進めますのでご安心を…！🙌🏻 (2023年3月18日 9時) (レス) @page9 id: 12afb95dfc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ペッパー | 作成日時：2023年3月11日 17時
