男の本能は怖いんだぜ (ページ6)

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研磨「クロ、見てあのこ」

黒尾「ん?」

研磨に言われた黒尾は、
言われた通り研磨の指差す方向を見た

そこには、
コソコソと周囲を気にしながらスマホを触っているAがいた。

黒尾「...何してんだ?」

研磨「俺.........ちょっと見てくる」

黒尾「あっ、おい研磨」

リエーフ「Aって言うんですよね!あの可愛い女の子!」

夜久「何で名前しってんだ巨神兵」

リエーフ「巨神兵て.........」

＊

「.........ママに電話して...迎えに来てもらえば...「ママさんが迎えに来たなら仕方ない!」ってなって帰れるはず.........」

研磨「何してるの?」

「うはぁっ.........な、何ですか?」

研磨「なんかコソコソしてたから...何かあった?」

「い、いえ!何でも...ないです...」

研磨「もしかして...帰りたい?」

「えっ.........な、何で」

研磨「やな顔してるし.........」

「うっ..................」

研磨「あのさ.........俺で良かったら...」

「.........はい」

研磨「..................友達ならない...?」

「..................っへ?」

研磨「..................やっぱ何でもないっ、じゃあまたね、A」

「!.........何で私の名前.........」

恥ずかしくて赤くなってしまった研磨は
Aにそういい残して走っていった。