沖田総悟の妹政府に誘拐されてブラック本丸に放り込まれました！！！！！

21話 ページ22

A｢加州さん離してください｣

鍛えてるからそんなに重くはないけど

加州さんに襲われかけたことがトラウマになってきているのか少し怖いんだけど･･･

加州｢主が構ってくれないのが悪い〜｣

そんな事言われてもですね…

大和守｢あぁ！清光だって今主に迷惑かけてるじゃん！｣

加州｢俺は主の初期刀だからい〜の！｣

いや何その理屈

あと初期刀に選んだ覚えない

大和守｢そんなの理由にならないから！いいから離れろよ！｣

加州｢うゎゎ！ちょっと安定引っ張るなよ！服が伸びる！｣

A｢ちょちょちょ引っ張るのやめて！それか加州さん離して！｣

なんとか今踏ん張ってるけどこれ気を抜いたら絶対倒れる

見ているだけの和泉守さんと堀川さんに助けてと視線を向ける

和泉守｢ったく、しょうがねぇな、おい！お前ら主が困ってるだろ！｣

堀川｢2振りとも主さんのことが好きなのは分かるけど困ってるから離してあげよう？｣

大和守｢清光が先に離したら僕も離す｣

加州｢分かったから引っ張るのやめて！｣

大和守さんが力を抜いたと同時に加州さんも私から離れた

つ、疲れた。もう体力使いたくない

疲れ果てていると

ﾄﾞﾛﾝとどこかで聞いたことがあるような音がした

こん｢主様ただいま戻りました！｣

あ、こんのすけが瞬間移動する時の音だ

A｢おかえりこんのすけ｣

こん｢主様もしかしてですけど、加州様たちと仲良くなったのですか？｣

こんのすけは私の後ろにいる4振りに眼を向ける

A｢うん、まぁ主って呼んでもらえるほど仲良くなったよ｣

これは仲良くなったって言っていいのかな？

うーん呼んでいいラインが分からない

こん｢こんな事この本丸にとって初めてのことです！｣

こんのすけは顔をパァと輝かせて

顔を見るだけでそうとう嬉しいんだなと分かる

大和守｢こんのすけの後ろに掃除道具があるけどこれから掃除するの？｣

加州｢あ、そう言えば掃除するとか言ってたね｣

A｢はい、こんな汚い部屋じゃ気分が悪くなるので、明日は他の所も掃除するつもりです｣

話し終えたと同時に堀川さんの動きが止まった

と思ったら手をｶﾞｯと掴まれた

A｢へ？｣

自分でも思う程間抜けな声が出た

堀川｢主さん！僕、掃除得意なのでお手伝いします！｣

眼をキラキラ輝かせながら掃除お手伝いします宣言をされた。実に有難い

和泉守｢俺も手伝うぜ、まだ主に手入れの礼も出来てないからな｣

またお手伝い宣言された。実に有り難い

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