実は土方十四郎の妹です。

食堂までの道のり ページ15

ASaid

土方)A。食堂行くぞ。

A「はーい」

今から兄さんと一緒に夜ご飯を食べにいく。

結局あの後、兄さんが生き返って総悟に斬りかかって喧嘩になって終わった。

…あの山崎さん面白かったのになぁ。

土方)食堂はもう行ったか？

A「はい。総悟が最初に案内してくれたので」

土方)そうか…。

A「うん…？」

なんか兄さんがおかしい。

A「どうしたんですか？兄さん。なんか様子がおかしいですよ」

土方)…A。総悟の事どう思っている？

A「総悟ですか？そうですねぇ…」

うわ、兄さん真剣な顔してこっち見てる…

いいにくっ…

A「さ、最初はあんまり好きじゃなかったですけど…話してみたら意外といい人だったんで…好きか嫌いかで答えたら好きですよ」

土方)そうか…なぁ。あんまり総悟とずっと話さないでくれないか。

A「え！なんでですか？！」

土方)それは…///

A「…もしかして…焼きもちですか？？」

土方)ｯ…！ち、ちがっ///

A「顔、赤いですよ。」

土方)〜〜〜/////

うわっ！

……へ？

えー、皆様。私は今土方十四郎の腕の中にて生中継しております。

上を見てみたら兄さんの顔がすぐ目の前にある…

…なんか顔が熱い…！

心臓バクバクいってる…

しかもここ…廊下…

人が通るかもしれない…！

土方)そうだよ。焼きもちだよ//悪いか///

A「ｯ…！」

改めて言われたら照れる…

あーもう！こんなの私じゃない…

…兄妹で抱きしめるだけでこんなに恥ずかしかったっけ。

小さい頃は普通だったはずなんだけどな…

なんでだろう…

土方)…すまねぇ…。急に…

A「いえ、嬉しかったです…！」

土方)ｯ!!!///

A「あ…食堂つきましたよ。早く食べましょう」

土方)あ、あぁ…///

兄さんも…急にどうしたんだろ…

普段こういうことは言わない人なのに…

疲れてるのかな…？



考えながら私と兄さんは食堂に入った。

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