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不破さんと生活するに連れて段々と昼夜逆転生活になっていった。皆が起きる時間から昼ぐらいまで、私達は丁度寝ている時間となるのだ。さて、掃除でもしようと玄関からリビングに行っていた所、ポケットに入っていたスマホがピコンと鳴った。何か忘れたのかな、とスマホを取り出すと不破さんではなかった。
三枝さん今から家行っていい?あ、ふわっちには許可もらったよ!
不破さんの友人、三枝明那さんからだった。不破さんの家に居候生活を初めて1ヶ月目。仕事に行く時に1人じゃ寂しいだろうからと、紹介してくれた人である。第一印象は元気なお兄さんである。まぁその印象も今とは少し変わってきているが。三枝さんは大学生で、不破さんほど歳が離れていない為話すのもとても楽しかった。いや、不破さんとの話も楽しいが。
「おじゃましまーす!」
返事をしてしばらく待つと着いたよーと返事が来たので中に入れる。三枝さんはこうやって時々家に来てくれて私のことを楽しませてくれる。歌うことが好きで、夢は武道館でソロライブをすることらしい。以前三枝さんの歌を聞かせてもらったがとても上手かったことを今でも覚えている。きっと三枝さんなら夢を叶えそうだ。
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蒼井(プロフ) - 狛希さん» 狛希さんコメントありがとうございます。読んでいただいて、その上嬉しいコメントを下さって本当に嬉しいです。ありがとうございます!! (2月6日 17時) (レス) id: 5ecf86ccc0 (このIDを非表示/違反報告)
狛希 - 初コメ失礼します。更新されたところまで読ませていただきました!夢主さんとの心の距離がどんどん離れていくような描写がすごく心に残りました。この作品が好きです! (2月6日 16時) (レス) @page23 id: 81e78c7a48 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼井 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/5291025/
作成日時:2024年1月15日 18時