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窓から見える雲が動くのを見ていた。昨日夜更かししちゃったからな、なんて思いながらうーんと伸びをする。すると、私の机の上の消しゴムに当たって床に転がる。あ、と声を漏らして身をかがめようとした時、そこに1人の男子生徒が映りこんだ。彼はその消しゴムを拾って私に渡してくれた。
「隣、いいですか？」
「あ、はい。」
あ、学校で有名な剣持刀也先輩だ。うわぁ、かっこいいな。でも、なんだろう、この違和感。というか、私なんでここにいるんだっけ。
「Aさんは、どうしてこの委員会に入ったんですか？」
ああ、そうだ。今日は委員会があるんだった。あれ、なんで私の名前を。
「これは君が願ったことだからね。この呪いはいつまでもずっと_____。」
15歳から20歳をループするAと16歳をループする剣持の話。
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作者名：蒼井 | 作成日時：2024年1月12日 9時
