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家に着いて無気力のままカバンからスマホを取り出してLINEを開いた
元太俺やっぱりAのこと忘れられない元太勝手なのはわかってる。でもごめん
元太戻ってきて欲しい
元太もう絶対泣かせない、幸せにする。
そのLINEをみながら
私は海くんの笑顔を思い浮かべた
今日、海くんが何が食べたいか聞いてくれたり
私がしたいことに全部付き合ってくれたり
写真もいっぱい一緒に撮ってくれたり。
いつものデートだってそうだ、
自然と手を繋いで、
好きだってちゃんと言葉にしてくれて。
私が今日思い出した元太は、
もう懐かしい思い出…なんだ。
私は今日…幸せだったって海くんに無意識に言った
一緒に美味しいものを食べて
一緒に江の島の景色を見て
幸せな時間を共有した。
それが本心なんだ
元太のLINEに既読をつけ、
返信を打ち始めた。
A元太、ごめん
私はもう前を向いた。
もう泣きたくないんだ。
A私は海くんとずっと一緒にいたいって思う
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作者名：みぇ〜ん | 作成日時：2021年1月22日 10時
