ココアのように甘く (ページ13)

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式が終わり、
参列者や親族での食事会が開かれた。

「お姉さん、めちゃくちゃ綺麗ですね。」

「え！あ、う、うん！」

「俺ほんと昔からしゅんさんのことしってて！だからもうお兄ちゃんみたいなもんなんです笑笑
だからなんか不思議な気分！！」

「へ～！！すごい！
海斗くん、だっけ？まさかまた会うなんてびっくり」

「いやほんとに！！歳も近そう？だし！多分俺の方が上だし！タメにしません？」

「ぜひぜひ！わたし23です」

「え、ほんとに！？俺も23！同い年！？
見えない！！！若い！」

「若いって笑笑笑」

海斗くんはとっても話しやすかった

笑うと目尻が垂れてくしゃっとした笑顔
胸が高鳴ったことには今は気づかないフリをする。

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「Aちゃん！ちゃかと仲良くなってるじゃん！」

「龍也くん！
え、えっと、なんか私からしたらこの状況めちゃくちゃ不思議な感じ笑笑2人とも偶然の再会だし、」

「俺もだよ笑笑
まさかあの雨の中で倒れた子が義理の妹になるなんてね！！」

「そ、その節はお世話になりました……」

「はは！！うそうそ！まぁびっくりしたけど！
ちゃかと知り合いなのもちょーびびった！」

「俺もだよ笑笑
一目惚れなんだもん、ココアの女の子。」

海斗くんの一言に
オレンジジュースの入ったグラスを落としそうになった。

「………は、…え？」

「ふふ！俺、あの日Aちゃんに落ちた！」

「…え、は、あ、いや、」

「ちゃかいきなりすぎ！笑笑Aちゃんビックリしてんじゃん！」

「ごめんごめん笑笑」

「…ちゃか、ちょっと向こうで話そっか？」

「ん。Aちゃんちょっとごめんね！」

「あ、う、うん！！！」

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