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次に目を覚ました時は零士くんはいなかった
その代わりと言っていいのか、ペットボトルの水がベット脇に。
むく、と起き上がって水に手を伸ばす
そこで気がついた
｢...わ、｣
手痺れてる
通常、取り込んだ宇宙人の血液はわたしの体を循環してから、
適応しなかった場合のみ吐血やらなんやらで体外に出るんだけど
...けど、今回は早かった
取り込んだ直後に頭に血が登ったみたいになって
そのまま吐いた
意識も飛んだし
真っ赤に染ったシーツは丁寧に新しいものに変えられていた
というより、わたしが違うベッドに寝転んでいた
そして何より、あのときの記憶が断片的にしかない
とりあえずナースコールを押そうと思ったけど
思ったより手の痺れが酷くて
上手く押せない
｢...あ゛〜〜、...だる、｣
仕方ないのでペットボトルの水をナースコールに押し付ける
無機質な音が鳴ってそれから1分後くらいに専属医？みたいなのが来て
瞳孔やら血圧やら確認した後、もう少し寝ててねとか言われて、戻ってった
また独りになって、なんとも言えない感情に襲われる
煙草が吸いたくても、手が痺れてて無理だし、
そもそも没収されてる
こういう時って、無性にそういうのに頼りたくなるよね〜はは
酒とか煙草とかカフェインとか。
ふと横になってると、コンコン、と2回扉を叩く音
｢あい｣
どうせ零士くんか翔くんあたりだろうと、扉の方に振り返ることも無く返事をする
夏希｢入るぞ｣
全く予想してなかった人物からの声に、慌てて振り返る
声で分かってはいたけど、そこに居たのは案の定夏希くんで
｢夏希くん｣
夏希｢大丈夫か？...いや大丈夫じゃないか｣
｢まあまあってとこかな｣
無駄に心配をかけないようにヘラッと笑ってみるけど、引き攣ってるのが自分でもわかる
夏希｢無理して笑うな、引き攣ってるぞ｣
｢わぁってるよ｣
夏希｢......今零士が、上に交渉しに行ってる｣
｢...は？なんの？｣
夏希｢お前を無理をさせるなと｣
なにそれ
頭ん中AMOに貢献することしか考えてないんじゃなかった？
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ユラ(プロフ) - れいさん» うわん嬉しいです😿ありがとうございます😿💗 (2022年8月11日 18時) (
レス) id: 619a6d5470 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最高です。ありがとうございます。 (2022年8月11日 15時) (レス) @page14 id: 66126bc8dc (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 紅音さん» そう言って貰えると本当にモチベになります🎀頑張りますね応援よろしくお願いします( ᵒ̴̶̷̤◦ᵒ̴̶̷̤ ) (2022年7月31日 23時) (レス) id: c44c8e0eaf (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - コメント失礼します。東京エイリアンズの小説がなかなかなくて、投稿してくださったときは嬉しかったです。今後も更新頑張ってください！応援しています！！ (2022年7月31日 18時) (レス) id: 49df10a6d1 (このIDを非表示/違反報告)
琳檎(プロフ) - 扇風機さん» 閲覧してきたところ、“死神”というのも同じでしたね。しかし、わたしは以前占ツクに書く前から端末のメモアプリにて記載していたものを手直しして載せていますので、パクリでは無いです。 (2022年7月31日 0時) (レス) id: c64292cbcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2022年7月30日 16時
