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No side
細い脇道に車が入ったあと、静かに停車した
どうやら家に着いたみたいだ
雨宮「A、家ついたよ」
黒葛「ん〜〜」
雨宮「早く降りて、歩ける？」
黒葛「むり、だっこ」
だっこ...？
雨宮の顔に浮かんでるのはまさに困惑
そりゃあそうだ
元カノ、しかもまだ未練がありそうなのに
そんな無茶振りをされ
冷静を保っていられる男がいるか
雨宮「ふざけてないで、はやく」
黒葛「んぅ...」
雨宮「...飲みすぎ」
渋々、と言った感じで軽く黒葛を抱えた雨宮
車のロックをかけ、慣れた手つきで黒葛の自宅に進んでいく
オートロックをいとも簡単に開けた
鍵をするりと出して。
なぜ？
簡単なこと、元恋人同士なのだから、
雨宮においてオートロックを開けることくらい容易いのだ。
エレベーターに乗り込み、5階のボタンを押す。
黒葛を背負ったまま乗り込むのはかなりの勇気が必要であっただろう
ナニとは言わんが当たっているのだ
さすがに摩天楼の守護神と呼ばれる男、雨宮零士もこれにはしんどいだろう
雨宮「...」
しんどそう(笑)
5階に到着し、部屋の前まで来ると
ガサゴソと黒葛のカバンを漁り始めた
いや、漁ると言うより、元々鍵がそこにあることを知っているような手つきだった
カバンの中で鍵を探してるようには見えないのだ。
何度も言うが、本当に手馴れた手つきだった。
鍵を開け、部屋に入り、左に曲がる。
あぁ、寝室か。
雨宮「...はぁ」
そりゃそうなるよねーーー。
ベッドに黒葛を寝かせた雨宮はそのまま真向かいの扉を開けた
脱衣所にてクレンジングシートを取ると
黒葛の元へ戻り、化粧を落としてあげた。
これが雨宮零士の習慣だった
酔いつぶれた黒葛の面倒を見る、というのは
まず化粧を落としてあげることから始まるのだ。
なんせ化粧をしたまま起床した黒葛は
すこぶる機嫌が悪くなる
いつも良いとは言えない機嫌が
もっと悪くなる
大変ですね、
・
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ユラ(プロフ) - れいさん» うわん嬉しいです😿ありがとうございます😿💗 (2022年8月11日 18時) (
レス) id: 619a6d5470 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 最高です。ありがとうございます。 (2022年8月11日 15時) (レス) @page14 id: 66126bc8dc (このIDを非表示/違反報告)
ユラ - 紅音さん» そう言って貰えると本当にモチベになります🎀頑張りますね応援よろしくお願いします( ᵒ̴̶̷̤◦ᵒ̴̶̷̤ ) (2022年7月31日 23時) (レス) id: c44c8e0eaf (このIDを非表示/違反報告)
紅音 - コメント失礼します。東京エイリアンズの小説がなかなかなくて、投稿してくださったときは嬉しかったです。今後も更新頑張ってください！応援しています！！ (2022年7月31日 18時) (レス) id: 49df10a6d1 (このIDを非表示/違反報告)
琳檎(プロフ) - 扇風機さん» 閲覧してきたところ、“死神”というのも同じでしたね。しかし、わたしは以前占ツクに書く前から端末のメモアプリにて記載していたものを手直しして載せていますので、パクリでは無いです。 (2022年7月31日 0時) (レス) id: c64292cbcc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユラ | 作成日時：2022年7月30日 16時
