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「えっ……あ」
目の前に大好きなアイドルが立っていた。
仕事中、とかじゃなくて完全なるプライベートで。
「ヒョ……ウッ……にょくさ…n」
小さい頃から追いかけてきた大好きな彼が
ライブやイベントでしか逢えない彼が
目の前に立っていたらどうしますか?
私は360°回転
周囲に人が居ないと察知
秒速で声を掛け……られなくて
eh「うおっ!」
ヒョクちゃんの着ていたシャツの裾を掴んでしまった。
それが私達の
…………公式的(?)現実的な初めての出逢い。
eh「僕の裾めっちゃ伸びたからね?お気に入りだったのにさ……」
それから裾を離さずに居た私を毎度ネタにする。
いいじゃん、Tシャツ1枚くらい。
私はブツブツ言いながらヒョクちゃんの脱ぎ捨てたシャツを雑に折り畳み洗濯機に投げ込んだ。
eh「A僕のはいいから自分のもやりなよ」
そう、何もかもヒョクちゃん優先……
優先というかヒョクちゃんの事しかしたくない精神
そこらへんの床を見たら
私の散らかした物で散乱……
「ごめんなさい片付けます今すぐに」
床に落ちている鞄に手を伸ばしたその時
eh「もう駄目タイムアウトー」
「え?」
向こう側のソファから立ち上がってこっちに近寄ってくるヒョクちゃん。
しゃがむ私に合わせてしゃがんで
私の右手を掴んだ
eh「僕の相手して。今夜は」
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作者名:月 | 作成日時:2015年8月8日 0時