deep your mind...ren.N...

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ブゥーブゥーー





廉の携帯がバイブする








廉「あっ、ちょうどその院長から電話やわ……」









サッと立ち上がり携帯の画面をスライドする








廉「はい！永瀬です。……はい！大丈夫ですよ……はい。……はい。……えーと、折り返し掛け直させて頂いてもよろしいでしょうか？……はい。すみせません。失礼します。」








切った画面を見つめながら顎を指する廉

何か考えてる時の癖

慌てて鞄からタブレットや分厚いパンプを出す廉









『……どうしたの？』



廉「えっ？いや……〇〇の処置の入力のやり方聞かれてんけど…俺忘れた…大倉さん電話でるかな？」









『〇〇処置？あぁーー、確かにあれはあんまり入力することないもんね……ちょっと待ってね……』

廉「………Aさんわかるん？」









ゆき「Aさんはね、レセプトのコールセンターでも働いてたんだよ」

海「そうなの！？すげぇー」

『あっ、これこれ、これでしょ？』









Aは自分の仕事用のタブレットを

廉の前へ差し出す









廉「……おぉ！これ、これ。ちょっと借りていい？」

『いいよ』









タブレットを持ち部屋の端っこへ

行き電話をかけ直す廉









ゆき「Aさんごちそうさま」

海「ごちそうさまでした」

ゆき「私洗い物するね」

『え？いいよー置いといて』









ゆき「だめだめ！なにも手伝ってないからやらせて」

海「俺も一緒にする」

『……ありがとう』







片付けを2人に任せソファに腰掛けると

電話を終えた廉がAの横に座る









廉「ありがとう、これ」

『うん』

廉「これ、Aさんがまとめたん？」

『え？あぁ！そう、』









廉「社のやつよりわかりやすないやけど……他のページも見ていい？」

『いいよー』









あの入力わ？この入力わ？

っといつの間にか仕事の話ばかり







たでに経験積んでるだけあって

教えてあげれることはたくさん

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