deep your mind...ren.N...

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お昼休憩を終えパソコンにむかうと

何故か襲ってくる眠気に耐えきれず

給湯室へと向かった









コーヒーメーカーの電源を入れ

ぽたぽた落ちるコーヒーをぼぉーっと見つめる









廉「おった！」








眠気でぼぉーっとした体には

大きすぎるぐらいの彼の声









『……！もぉービックリするじゃん』

「海人がふらふら出ていったで〜ゆうからめっちゃ探したやん！」









今日も額に綺麗な汗を垂らしながらきた

綺麗な顔の彼









『あれ？言ってから来たつもりだったけだな〜。』

「もぉーー！貴重な時間!!」









変な顔して地団駄を踏むように

オーバーに足をバタバタさせる廉

たまに変になるよね？この子……









「トイレかな？思ってちょっと待ったけど女子トイレの前やん？めっちゃジロジロ見られてめっちゃ恥ずかった(笑)」









かと思えばクシャと崩れる可愛い笑顔









『……ふふっ、ごめんごめん、』


「いいよ、でもトイレの前で無駄にした3分取り戻させて？」









棚にもたれ掛かりそっと握られるAの右手









ビックリして引っ込めようとするけど

力強く握りなおされ目を真ん丸にして

見あげたらゾクッと何かを思い出す









優しい瞳に一気に甘ったるい雰囲気を作られる









『……ペン返して』

必死で発した声はどこかたどたどしい

「……忘れた」

『またぁ？』









ペンを持っていかれてからこの

1週間ほどずっとこれだ









『本当は無くしたんじゃない？』

「いや、それは無い！ちゃんとあるで！」

『じゃ持ってきてよ』

「はぁぁーい。」









軽い返事……









『あれ、大事なペンなの』

「そうなん？なに？貰い物？」

『そうだよ！だから返してね』









「誰から貰ったやつ？」

『べっ、別にそれはいいじゃん！』

「……ふーーん。」

『……ってか手離して』

「あっ！」









離された手を見てしょぼんとした顔をする廉

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