deep your mind(03)...ren.N...

107 ren side ページ9

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まき「私の友達可愛い子多いですよ」

廉「まじ？助かるわ、可愛い子好きやからな〜」





まき｢えーっそうなんですか？笑｣

廉『いや、ガチやから』











友達に言われた通り受付のまきの友達を紹介して貰えることになった

これであいつも落ち着くやろ…どうなるかは知らんけど。

















海｢あっ！Aさん！｣









海人の声につられ振り返るとなんとも気まずそうな顔をしたAと目が合う








久しぶりに見たAはやっぱり当たり前に綺麗で見惚れる












ニッコリ優しく微笑んだAが『お疲れ様。』っと
横を通り過ぎようとした時咄嗟に腕を掴んだ











明日は上司の結婚式だから大人しく帰ろうと思ってたけど
やっぱりAさんを目の前にしたら無理や














「Aさん…今日…」











そう、少しだけでも…どっかでご飯だけでも…











田中｢おぉーい！A！今日来ないの？｣











廉を捕らえていたAの黒い瞳が
田中へと向けられる












『やっぱり行く!!』











そう返事したAは廉の腕をかわして背を向け歩き出す











田中の腕はAの肩を抱き笑う










いちいち距離近いな!!
なんてキレても俺は彼氏でもなんでもない。













グッと下唇を噛み締め睨みつけたけど
もちろん向こうは俺の事なんて見ていない

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