101 yuki side ページ3
覚悟を決めたものの
1歩踏み出せないでいるA
斎藤先生を振った事はどこからか噂になり
より一層Aは一目置かれる存在になった
IT企業の社長の彼氏がいるとか
昔から決まった許婚がいるとか
あらゆる憶測が立てられた
当の本人は、年下の新人への想いを拗らせて
食事にも誘えずにいるなんて
きっと誰も知らないだろう。
そう、ゆき以外は…
ゆき「何をそんなに迷ってるの？普通に告れば良くない？」
『告白って！私はただ…その…もしかしたら…その…』
ゆき「もぉーー！焦れったいな!!」
『…』
モジモジして俯いたAに嘆息を吐いたゆきが
ビールのジョッキを口へ運ぶ
珍しくここ最近仕事に身が入ってないAを見兼ねて
ゆきは飲みに連れ出した
そこで聞かされたのは斎藤先生とのことと
斎藤先生をフリ廉の家へ行ったこと
斎藤先生はいい人できっと廉くんと出会ってなかったら
付き合っていたと思う
そう俯きながら言うA
もうそれが答えじゃん？
何をそんなに悩んでいるのか…。
美人で仕事もでき基本的穏やかな性格の
Aは男女問わず好かれている。
なのにどこか恋愛に臆病に感じる
なにが彼女をそうさせるのか
ゆき「覚悟決めたんじゃなかったの？しょうがないじゃん、好きになったのが年下の新人イケメン」
『…どうしょう、きっと噂されるよ？新人イケメンに本気になった痛い女って…そしてどうせ捨てられるって……』
ゆき「まきに言われたこと気にしてるの？そんなのほっときなよ、それにAさん相手ならみんな何も言わないよ？現にお似合いだし」
『そんなことないよ!!それに付き合うとね、終わりが来るの。』
「わかんないじゃん」
『わかるよ！。それに、きっと廉くんも離れていくよ…。』
Aの言葉に首を傾げて眉をひそめた
｢なんで？｣
『だって、今までもそうだもん 』
そう言いうとどこまでも自信が無さそうに俯くA
｢元カレのこと？｣
『そうだよ』
｢その人はたまたまだよ｣
俯いたまま小さく首を振ったA
『私ね、今まで付き合った人全員に振られてるの…』
Aの言葉を理解するのに少し時間がかかった
｢……えっ！？嘘だ！？｣
『ホントだよ』
｢なんで！？｣
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うえ - さくらさん初めまして。とっても素敵な作品で一気に読みました！ありがとうございます (11月30日 23時) (
レス) id: 39949fb67f (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - あたさん» ひゃー☆嬉しいコメントありがとうございます!!これからの2人に乞うご期待(◦ˉ ˘ ˉ◦)♪ (2022年9月1日 0時) (レス) id: 42db51cb5d (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - miyupanman1717さん» コメントありがとうございます!!嬉しいです♪ゆっくり更新ですがこれからも読んでくれたら嬉しいです*ˊᵕˋ* (2022年9月1日 0時) (レス) id: 42db51cb5d (このIDを非表示/違反報告)
あた(プロフ) - ひゃー(;_;)ほんとツボの作品です☆続きが気になる♪どうなるんだろう〜(^o^)☆ (2022年8月16日 11時) (レス) @page10 id: d79f1a599c (このIDを非表示/違反報告)
miyupanman1717(プロフ) - いつも楽しみにしてます！！この作品大好きです！ (2022年8月12日 0時) (レス) id: cebb23a9e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さくら | 作成日時：2022年7月24日 14時
