_____love is blind.2nd (ページ32)

今日:5 hit、昨日:25 hit、合計:52,321 hit

_____81 ページ32

それから数日後。

無事に沖縄に着いた。

着いたのは夕方のため、ホテルに直行。

ホテルの前にあるサンセットビーチが
とっても綺麗。

少し散歩に出ようとすると
遥輝さんから電話が鳴った。

遥輝「茉莉？ちょっと時間あるから
ビーチ散歩しようや！」

考えてた事がおんなじで少しどきっとする。

……私重い？

遥輝「…おい、茉莉？」

「あ、ごめん！行く、準備したらすぐ行く！」

スーツから普段着に着替えてすぐに
エントランスに降りると遥輝さんが待ってた。

遥輝「スーツでもよかったのに。
まあ、ええか、よし！行くで！」

流石にヒールでビーチは歩けない！
なんて思いつつ、2人でビーチに向かった。

世間はもう11月っていうのに沖縄は
まだ薄手のロングTシャツで余裕。

遥輝さんに至っては半袖。

遥輝「どーせ上から見られてんねやろな、」

「後でネタにしてくるいつもの
パターン？ほんとうざい。」

遥輝「ええやん、もう正式に付き合ってるねんから。
」

春はたまたま歩いてるところを
記者さんに突っ込まれたんだっけ。

遥輝「あん時は茉莉の気持ちもわからんし、
告白する勇気もなかったなー。」

「…私も好きかわかんなかった！
でも今は……ちゃんと言える。」

遥輝「！？そこ大好きって言うてくれへんの？」

「面と向かって言うのは無理。」

遥輝「照れ屋やな～」

そういうと突然左手を繋がれた。

遥輝「たまには…ええやろ。」

そういえば外で手を繋いだのは初めてかも。