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最近の遥輝さんはもう
堂々と私の部屋に入ってくる。




車は私が普段置いてるところに停めた。






テレビをつけるとやってる今日のニュース。






遥輝「今日の俺かっこよかった?」





「は?何ですか、急に。」





遥輝「いや、どんな感じで見てんの
かな〜って思って。」




「遥輝さんなら当たり前だと思って見てました。」





遥輝「大谷の時は目が輝いてたのに?」






……バレてたのかな。





しょーへいとは入った時からずっと一緒だった。



2軍でまだ経験が浅い時から茉莉さんって
慕ってくれておんなじタイミングで1軍に
昇格になって、スターになってからも、
茉莉さーん!って犬みたいに可愛い顔で
懐いてくれてて、いつのまにか私も目で
追いかけてたのかもしれない。





だからあの子が海渡るって聞いたときは
すごく悲しかった。






遥輝「茉莉?」





「あ、すいません。笑 あ、あの、
なんか飲みますか?」





遥輝「おれ車やけど。」






あ、そうだ、忘れてた。





遥輝「…俺が変なこと聞いたな。」




「いえ、別に……私、送って帰るんで
ちょっと呑んで帰りません?」




遥輝「茉莉が呑みたいんやろ?満足いく
まで付き合ってやるわ。」






その後のことはあまり覚えてない。

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作者名:凛々 | 作成日時:2019年8月18日 13時

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