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美樹「茉莉さん、選手とお話するのが
私たちのお仕事じゃないですよ？
ちゃんと責任持ってください。」
……へ？
美樹「茉莉さんが油売ってるあいだに
私が今日のデータをブルペンに持って
行ったんですよ？」
「あ、ごめん。データはいつも
コーチが持ってるから後で持って
行ってたんだよね。」
美樹「それ、先に持って行った方が
よくないですか？みなさん、先に
持って来てほしそうでしたよ。」
……私全然周り見れてなかったんじゃん。
その日は悔しくてなかなか寝付けなかった。
すると次の日はもちろん寝不足。
宮西「茉莉〜今日は顔がむくんでるぞ〜
ラーメン食べすぎたか？」
中田「茉莉〜。悩んでんのか。らしくないぞ。」
杉谷「乙女に涙は似合わないよ〜」
みんな笑わせてくれようとするんだけど
こんなポンコツのこと慕ってくれてるのが
なんだか申し訳なくて、
「すいません、仕事があるので。」
ってスタッフルームに駆け込んだ。
今日は奇跡的に事務作業。
美樹ちゃんは…野手担当。
よかった。1人で仕事できる。。。
なんて思ってたのに間違いだった。
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作者名：凛々 | 作成日時：2019年8月18日 13時
