仁の6 ページ7
広間には武装した刀剣男士が待機していた。緊急出陣ということに不安を感じているものもいれば、その真逆のものもいた。
鶴丸「緊急出陣か、まさか…俺達の本丸にも要請されるとはな」
膝丸「今回は急な出陣だ、何があるかも分からないな。」
三日「予測不可能、というわけか…」
鶴丸「驚きに満ちていそうだな…」
長義「静粛に！」
長義と陸奥守、審神者が広間にくると、広間は静まり返えり、風の吹く音だけが異常に大きく聞こえていた。
長義「今回の緊急出陣の内容は、池田屋の市内での現地調査らしい。」
燭台「池田屋の市内？」
長義「何でも、船に異常があるようだ。水上、そして…夜間の戦いであるため、打刀、短刀、脇差のみの出陣とする。場合によっては、戦力として、大太刀、薙刀を出陣させる。」
長義が説明を終えると、陸奥守が懐から一枚の、手紙を取り出して、部隊を発表する。
陸奥「第四部隊、打刀…加州清光！」
清光「加州清光、入りまーす。」
清光は赤いマフラーをひらつかせ、審神者を抱っこする。
陸奥「同じく打刀、大和守安定！」
安定「出番だね。」
陸奥「同じく、和泉守兼定！」
和泉「副隊長は任せろ。」
陸奥「脇差、堀川国広！」
堀川「全力で皆をサポートするよ！！」
安定も審神者の近くに行き、手を握々して遊んでいた。和泉守と堀川はお互いにハイタッチをしていた。
陸奥「そして、薙刀…巴形と静形！」
巴形「………俺か」
静形「…うむ、任された。」
鶴丸「これは意外なやつが呼ばれたな」
長義「敵大太刀や槍がいると予測しているからね。」
陸奥「そして、わしと長曽祢じゃ！」
長曽「俺が最後ということは、隊長は俺か」
合計、八振りの特別部隊で出陣が決まった。審神者は一旦、長義と別室へ移動する。理由は追々、わかるとのこと。
小夜「……皆さん、気をつけて」
陸奥「小夜、長義。本丸は任せたぜよ。」
長義「任せてくれ、そっちも…無理はしないないように。」
小夜と長義に見守られて、審神者達は池田屋の市内に転送された。相変わらずの池田屋で夜で薙刀の巴形と静形はかろうじて見える感じだ。
和泉「？…とくに異常は…」
清光「ないように見えるけど…」
刀剣達は辺りを見回していると、近くの民間の屋根が爆発した。
ﾄﾞｶﾞｰﾝ！！
陸奥「な、なんじゃ！？」
堀川「主さん、大丈夫！？」
A『い、今の…なに？』
屋根には火だるまになった枯れ木らしきものや焼けた鉄の玉が転がっていた。
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橋本アリィちゃん(プロフ) - とても面白かったです！続きを待ってます！(*´ω｀*) (2021年10月29日 15時) (
レス) id: 1849d0f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
莉欄 - 江雪さんかっこいい！小夜ちゃん薬研たちもかっこいい！更新楽しみに待ってます。無理しないでくださいね。更新ありがとうございます (2020年6月18日 20時) (レス) id: 8f4c661b3e (このIDを非表示/違反報告)
四葉 - 嬉しくてずっと待ってました！久しぶりで、更新してありがとうございます！また楽しんで読みます、精一杯で応援します！頑張って下さい！！(≧∀≦*) (2019年11月10日 6時) (レス) id: b053fedef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：編集ヘタくそマン | 作成日時：2019年11月9日 16時
