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病院
『手術中』のランプが光る。
いつの間にか、俺のおかん、神ちゃんのおかん。
流星、小瀧。
何時間待ったやろうか。
ランプが消えて、
神ちゃんが運ばれてきた。
「手術は無事成功いたしました。ですが、いつ状態が急変するか、分かりません。」
神ちゃんのおかんは、はい。はい。と相槌を打ち続けてる。
おかんたちが話を聞いてる間に神ちゃんの病室に向かう。
頭に包帯を巻かれ、酸素マスクをされ、
色々なところを包帯で巻かれている。
「神ちゃん。うぅ…好きやったのにぃ。」
涙はあふれでてきて止まらない。
いつも止めてくれてたのも、神ちゃんやったなぁ。
皆が来て、
30分くらいやろうか。
涙も止まってきた頃やった。
ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟ
危ない合図や。
医師や看護師の
『神山さーん！大丈夫ですか！』
なんて言葉が飛び交う。
「神ちゃん！！！いやや！！！！起きてぇ！！！！死なんといてよぉ！！！」
神ちゃんに向かおうとすると、小瀧と流星に力づくで止められる。
「離せ！！！かみちゃあん！！！」
こんな泣いたの、初めてやで？
神ちゃん、生きてや。
生き甲斐やねんよ？
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作者名：さんご | 作成日時：2018年6月24日 22時
