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家に着いて玄関を開けると何故か真っ暗。
廊下の電気消してたのかな？
「遥輝〜？帰ったよー」
ｯﾊﾟｧﾝｯ｡
え！？
私が電気をつけた瞬間にクラッカーが
私に飛んできた。
遥輝「お嬢さまお口空いてますよー」
やってやりました感満載の悪魔の笑顔で
私を見てる私の大好きな彼氏。
「え、なになに？訳わかんないんだけど。」
部屋にはやった記憶のない2021と
書かれた風船やら飾りつけがいっぱい。
遥輝「サプライズやで。一昨年のクリスマス
やられたからやり返そう思っててん。」
一昨年のクリスマス。
ホテルディナーの後、そのまま遥輝が
ホテルを予約してくれてたので先に
チェックインして飾りつけとか風船とか
プレゼント置いたサプライズをした。
遥輝がすごく喜んでくれてすごい幸せだった。
遥輝「去年はクリスマスも一緒には
おれへんかったし、なんかできること
ないかなあ〜って思ってさ。」
遥輝の気持ちが嬉しすぎて抱きつく。
「遥輝、いま27年で1番幸せ。ありがと、
こんな私を彼女にしてくれて。」
遥輝「よっしゃ、捕まえた。
ちょっとこっち来て。」
そのままお姫様抱っこされて向かった先は寝室。
ふわっと座らされたベッドには
薔薇の花びらとハートの風船たち。
遥輝「ちょっと待っててな。」
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作者名：凜華 | 作成日時：2021年1月10日 1時
