縺れる痴情 ページ43
脱衣所から出て彼女の寝室へと向かう。
普通だったらリビングに行くんだろうけど、今日は違う。
先程の自分の行動を思い出して布団の中でバタバタ足を動かす。
危ない、あのまま先へと進むところだった
風呂場で最後までしたくない思いが強くて助かった。
悶々しながら待っていると扉の開く音が聞こえた。
「あ、勝手に入っててごめんね」
「大丈夫ですよ」
と、言いながら俺に寄り添う彼女。
この時点で心臓バクバクだ、飛び出してしまいそう。
「服、着たんだね」
「…全裸の方が良かったですか？」
「いや、脱がせたかったから逆に良かった」
良かったって何だよ、逆にって何だよ。
気持ち悪い発言を取り消したい。
「私も脱がせたかったから良かったです」
「…っ、」
フォローしてくれたつもりなんだろうけど、理性崩壊した。
バラバラと崩れ落ち、保てる余裕は、無い。
寝ていた身体を起こし、全体重かけないように彼女に乗っかる。
再びボタンをゆっくり外していく。
今度は体を洗うだけじゃない、今度は。
今、度は。
そう思った途端、手が震えてきた。
動作が止まると何か温かいものが自分の手を包み込んだ。
「大丈夫、大丈夫ですよ」
「Aちゃ、」
「緊張しているのは、私も一緒ですから」
温かいものは彼女の手だった。
全てお通し、か。
「なんだか、心くすぐったいです」
「…俺は物理的にくすぐったい」
「ごめんなさい、へへ」
緊張を解こうとしたのか、脇をくすぐられてた。
ニヤニヤする口元が止まらない。
「そんなに意地悪すると、」
「ん？…んっ、」
未だニコニコしながら手を動かしている彼女に不意打ちのキス。
驚いた顔が可愛い。
「俺も意地悪しちゃうからね」
「しても、いいですよ」
「…もう本当に知らないからね」
彼女の方が一枚上手だ。
若干悔しくて柔らかい上の突起物を口に含んだ。
柔らかくて、固くて、自分の心臓の音がまたうるさくなった。
自身が押し潰すように彼女の中へと入る。
ギチギチっと、捻じ込ませる。
「ごめっ、も、待てない…！」
「ん、いいですよ、んっ、」
男のくせに彼女よりも先に果ててしまうとは、情けない。
身体の奥からドクドクと何かが出てきた。
欲の塊のドロドロとした白濁液だ。
止まらない、止まらない。
***
ゴーンゴーン(作者自ら教会の鐘を鳴らす)
NGワードと戦いながらエ ロ表現考えるの難しいよー
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107(プロフ) - 柚樹@アキちゃん廃。実況廃人の廃人さん» ありがとうございます！後書きにも書いた通り、しばらくTw氏の作品を書くつもりはございません。短編集にはまだTw氏の話が残っているので、良ければそちらもどうぞ〜！ (2015年8月12日 8時) (
レス) id: 97678ed339 (このIDを非表示/違反報告)
柚樹@アキちゃん廃。実況廃人の廃人(プロフ) - 凄い良作…一気に読み終えましたw最初は睡魔と戦っていたのに一話毎の小ネタ(？)に笑い展開やもどかしさに興奮して…すっかり眠気消えましたww面白かったのでTWさんの他の作品があれば見るつもりです！またコメ欄に現れr(素敵な作品ありがとうございました！ (2015年8月12日 1時) (レス) id: b347cf8ab5 (このIDを非表示/違反報告)
107(プロフ) - お腹がいつも空いてる桜吹雪さん» あ、誤字ですか？ありがとうございます、直しておきますね。 (2015年8月1日 1時) (レス) id: 97678ed339 (このIDを非表示/違反報告)
お腹がいつも空いてる桜吹雪(プロフ) - うわぁぁぁぁぁぁぁ！！ 物凄く面白いです！！ つわはす…引退(泣) そう言えばいつもの有線が聞こえない？でしたっけ そのところ仕様かは分かりませんが 緊張居ちゃうしね。 って書いてあったんですが…気になってしまい… 教えてください！！私気になります！← (2015年7月31日 23時) (レス) id: 8bff0a6bf7 (このIDを非表示/違反報告)
なな☆(プロフ) - 107さん» いえ、いいですよ。こんな素敵な小説に出会えただけでも嬉しいですし、お話もして下さって、十分満足です。話変わりますが、完結おめでとう御座います。新作も楽しみに待ってます。これからも短編集等の更新頑張って下さい。 (2015年7月19日 16時) (レス) id: 6f8e57e7f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：107 | 作成日時：2015年5月20日 21時
