【Tw】酸素吸って暴言吐く

荒療治戦法 ページ30

「これがあの時の写真で〜」
「えーレトさんの顔めっちゃウケるんだけど！」
「怖かった！の！」
「そして主にディズニーは俺が案内したかんね！」

ぺーぺーを除いた俺ら３人(とその他の実況者数名)で行った時の写真をガン見中。
写真見ながら「ウケる〜」とか女子か。


「あとこれ土産な！」
「お菓子デケェ！」
「これ食ってお前はもっと太れや」
「でも、確かに一人分にしては大きいな」
「じゃあAちゃんも呼ぶ？」

P-Pの一言にピタッとみんなの動きが止まる。
ガヤガヤしてた会話が止まると秒針の音までハッキリ聞こえるのな。


「いいんじゃない？」
「さ、さすがにAちゃんをこの部屋に呼ぶのはさすがに有り得ないやろ」
「物避ければいけるっしょ！」
「…」

うっほーまたしてもこのチクチクした空気！
ドラマかよ！


「じゃ僕連絡してみるね〜」
「待て、俺が送るからいい！」
「そ？じゃあよろしく〜」
「てか何でお前Aちゃんの連絡先知っているんだよ」
「ん〜？送った時に教えてもらった〜！」
「…」

わぁ、不穏！
あそこだけ空気がドス黒いよ！

主にドス黒いオーラ放っているのはつわはすくんだけど。


「あ、来れるみたいだから俺駅まで迎えに行ってくるわ」
「うん！行ってら〜！」

バタン、とつわはすくんが出て行ったのを確認してからP-Pの方へと寄る。


「何で最近つわはすくん煽るようなことばかり言ってんの？」
「そ、それは俺も気になってた」
「え〜？」

ニヤニヤすんな、はよ話せよ。
クイッと無駄にかっこつけながら話すメガネ男。


「だってさ、考えてみ？あの二人は両思いなんだよ？」
「それは、まぁ」
「俺らも把握してるよ」
「でもあの二人、お互い変な遠慮してるから荒療治でもしない限り絶対くっつかないと思うんだ！」

ドヤァアと効果音が付くような表情で訴えかけてくんな。
話の内容は納得するけども。


「俺からしたらめっちゃヒヤヒヤするんやけど」
「ヒヤヒヤするくらいじゃないとダメだって！」
「それでつわはすくんを積極的にさせたってこと？」
「そう！だからさっきも僕に連絡取らせなかったでしょ？」

そうだけど、本当にこれで大丈夫なんかな。
変に拗れたりしねーかな。

心配になりながらも温くなったお茶を喉に通した。









***

小説と全く関係無いんですけど、占ツク用の(って言い方おかしいけど)ブログ作りたいのでオススメのブログ(?)あったら誰か教えてくださいマジで、(数が多過ぎてマジで悩んでいる)

他人の青春で青春を感じる→←怪盗は静かに気配を消す

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