テストの時間.６ ページ14
渚side
殺｢明日の中間テスト、クラス全員50位以内を取りなさい。｣
全-殺｢ええっ！？｣
殺｢君たちの第二の刃は、せんせーがすでに育てています。
本校舎の先生たちに劣るほど、トロい教え方はしていません。
自身を持って、その刃を奮ってきなさい
ミッションを成功させ、恥じることなく、笑顔で胸を張るのです
自分たちが
『....殺し屋の中には暗殺だけで生活をしてるわけじゃない人がいる
たとえ腕が良くても、仕事が来なけりゃ食べてけないから。
ある程度の知識は身につけておくものよ。』
どこから現れたのか、髪の毛をぐしゃっとかき回しながら呟く咲良さん。
その足で殺せんせーの隣へ並ぶ。
『確かに暗殺に専念するのはいいことだと思う
でも本業は中学生。暗殺者としての未来を本気で考えているのなら別にいいけど、そうじゃないでしょう？』
本業は中学生...と言っている本人からはそんな雰囲気はない。
今の咲良さんは暗殺者の咲良さん
感じたことのないオーラに思わず息を呑む
『今のあなた達は中学生と暗殺者、二つの道を極めている途中。
だけど、私から見てもどっちも磨かれているとは思えないよ
...そんなんじゃ暗殺どころか人生潰すことになるのに気付いて....！！』
みんな呆気にとられて、身動き１つ取れやしない。
もちろん僕もだ。
彼女の言うことは正論だったから
すると、さっきの表情と声が嘘のように笑顔になった咲良さんは明るく言う
『.....ま、とりあえず勉学に励め少年少女！
殺せんせーはあなた達を暗殺者としても、生徒としても成長して欲しいと願ってる！
そういう想いはさ、受け取らなきゃ。』
最後にウインクをし、先に教室へ帰っていく
その姿と横顔は異様に寂しく見えた
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貴方side
廊下を歩くと、ギシギシとした音。
山にいる鳥の鳴き声。
そして
荒くなっていく自分の息づかい。
『最悪.....っ』
なにかを吐き出したい気分
頭が痛い
寒気がするのとは裏腹に、身体が熱くなっていくのがわかる
足で体を支えきれなくなり、膝からガタッと仰向けに倒れ込む
『なんだよ...この.......
嘘つき....』
一筋の涙を流し呟くと、私は意識を手放した＿＿＿＿＿＿
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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おりーぶ@裕理 - トリップしたい暇人(元咲夜)さん» コメントくださりありがとうございます！そうですね、初コメです！笑 そう言っていただけて嬉しいです！！これからも頑張りますっ！ (2018年3月20日 23時) (
レス) id: 6a8f22de89 (このIDを非表示/違反報告)
トリップしたい暇人(元咲夜)(プロフ) - 初コメで〜す←多分 面白いですね、更新頑張ってください！ (2018年3月19日 14時) (レス) id: 478d8dd456 (このIDを非表示/違反報告)
おりーぶ@裕理 - ツンデレ様さん» コメントありがとうございます。どのようなリクエストかにもよりますが、一応できますよ〜。 すみません、なにか不快にさせてしまったのなら謝ります。申し訳ありません。気に入らないところを言ってくだされば出来る限り修正させていただきますが... (2017年12月30日 13時) (レス) id: 6a8f22de89 (このIDを非表示/違反報告)
ツンデレ様 - なんかメグさんが可哀想に見えてきた (2017年12月29日 23時) (レス) id: dce25d3fc6 (このIDを非表示/違反報告)
ツンデレ様 - リクとかできますか？ (2017年12月29日 23時) (レス) id: dce25d3fc6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おりーぶ@裕理 | 作成日時：2017年5月13日 23時
