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--- You side
会社では距離近いのなしって言うたけど、その時の反応といい、さっきの感じといい、これに関しては信用ならん。
全然、嫌とかじゃない。
ただ、一定数いる末澤ファンの人たちがちょっと怖くて。
なんて仕事とは関係の無いことばっかり考えながら事務作業をこなしてると、あっという間にお昼。
福「っシャー、来たで〜」
小「っシャー、行くで〜」
福「行くで〜」
「え、めっちゃ張り切ってるやん(笑)」
福「もう何の話か知ってんねん俺(笑)」
「え？」
小「え？俺知らん」
「え？知ってんのも驚きやけど、知らんのやったら小島くんは謎やん(笑)」
福「ほんまそれな、知ってるんか思た(笑)」
3人でぎゃあぎゃあ言いながら前と同じファミレスに入って、座った途端に『おめでとう』と言う大晴くん。
福「付き合ったんやろ？末澤さんと」
小「え、ガチ！？」
「うん、そう。本人から聞いたん？」
福「うん。朝2人で見つめ合ってたから、しつこく聞いてたら教えてくれた(笑)」
「見つめ合ってはないんやけどなぁ…？」
小「いや〜やっと素直になれたか〜よかったよかった」
「2人ともありがとう、色々話聞いてくれたり、背中押してくれたり。」
小「いいってことよ」
福「べつに大したことしてへんしな！」
とにかく詳細を知りたがる2人に、簡単に経緯だけは話した。
さすがに事細かに話す気にはならんかったけど、話してるとどうしても甘ったるい誠也を思い出してしまって、勝手にドキドキした。
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作者名：きうい | 作成日時：2022年5月11日 12時
