26話 ページ26
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ここでとある疑問が生まれた方もいるだろう。
え?久しぶり?、と。
いや実は、in fact、あの後も引き続き任務があり眼鏡お兄さんとは全く関わっていない。勿論、ポアロにも行ってないからコナン君達にも会わずに済んでいる。
それいいんだ、ただ、ただ、休みがない!!!!
家をもらったまではいい。それまではよかった。
あのコンビニ強盗がきっかけだったのか…いや、普通に米花町を舐めていた。
あの後、レストランで毒殺があり、なんか容疑者にされて呪霊祓うのが遅くなり、9時に帰宅したと思ったら何も食べてないことに気づき、夜中3時にクソに起こされ任務に行き、また事件が起こり……。
それが2週間、いや3週間続いた。
「先輩……隈が」
「乙骨よりもマシだから大丈夫」
「いやどっこいどっこいですよ」
「マジ?」
野薔薇に渡された手鏡で見てみると…うわ、誰コイツ!!
目の下には隈ができていて、元々色素の薄い私の顔が更に顔色悪そうになっている。
いや…これもこれでアリ??病み系女子的な?
「寝てますか?寝てないですよね」
「最早クエスチョンマークもない」
「あー寝てる寝てる。頭ン中で」
「Aさん何徹?」
「五徹!!!!」
「寝ましょう!」
寝不足は美容の敵ですよ!と野薔薇に言われるが、多分今日も寝れないだろう。
そもそも呪霊の巣である此処を1人で守り切るだなんて無理な話だ。ただ、なるべく被害は減らしたい。この無駄な正義感が私の睡眠を邪魔している。
ピロピロ、とポッケの中にあるスマホが鳴った。
「あー…ごめん、行かないと」
「任務ですか?
それなら俺も行きますよ」
「あっ!俺も行く!!
伏黒だけ行くなんてずりぃよ!!」
「そーよ!!私も行くんだから!」
後輩がそう言ってくれるのは嬉しいことだ。
向かったのは最近わんさか呪霊がいると言う帝丹高校。生徒たちは既に下校しており、帳も下ろされていた。
中に入ると、じめっとした重い空気に包まれる。この感じだと大体2級か…?
いやそもそもコイツら等級何だ?
「2級、倒したことあるか?」
「もちろん!!」
「じゃあお前らに任せたぞ。
私は一級やってくる」
あ、準一もいると思うから。
そう言えば頼もしい顔つきから、少し不安な色が見えた。まあ、恵もいるし…噂は聞いてる。
私は後ろを振り向かずに校門をくぐった。
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まみこ(プロフ) - 面白かったです〜一気読みしてしまった!!無理しないでほしいですけど是非続編出してほしい!! (2022年11月17日 15時) (レス) @page50 id: 14aa4362dc (このIDを非表示/違反報告)
aaaa(プロフ) - すごくおもしろったです!!無理はしないで欲しいのですが、続編期待しちゃいます( ; ; )それくらい面白かったです!!!!!!ありがとうございました!!!!! (2022年8月29日 21時) (レス) @page50 id: 37531683ef (このIDを非表示/違反報告)
くせらや(プロフ) - Mizukiさん» コメントありがとうございます!!とっても嬉しいです😭✨最初から最後まで面白いと言っていただけるお話が書けてよかったです!!私もこの作品には愛着(笑)があるので、正直とても悩んでいます💭その時は読んでくださると光栄です🙏!! (2022年8月14日 13時) (レス) id: befea80465 (このIDを非表示/違反報告)
くせらや(プロフ) - 亜澄奏ーAsukaーさん» 2回もコメントありがとうございます!!😭スッキリとした完結ではなく、続きがあるような終わり方をしてみたかったのでそう言ってもらえて光栄です✨番外編はどうしようか悩んでます(笑)作った時には読んでくださると嬉しいです🥰 (2022年8月14日 13時) (レス) id: befea80465 (このIDを非表示/違反報告)
Mizuki(プロフ) - 完結おめでとうございます(^○^)このお話は初期から見ていましたが、凄く面白かったです!続きが読みたいなー…なんて、でも本当に面白かったです!これからも応援しております❣️ (2022年8月14日 0時) (レス) @page50 id: e4dddfb1f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くせらや | 作成日時:2022年5月20日 19時