合コンに行ったら彼氏と遭遇した。【呪術廻戦】【名探偵コナン】

3話 ページ3

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結局他のとこでいい雰囲気になって終わった。まぁそりゃそうだ。隣の奴が私以外空気だと思ってる位だったんだから。







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「安室さんはどんなお仕事をされてるんですか？」


「Aさんは唐揚げがお好きなんですか？とても美味しそうに食べますね」


「あの、安室さん…？」


「実は僕、こう見えて料理が好きなんです。今度食べに来ませんか？」



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…みたいなのがずっと続いた。私がどれだけ無視しても話しかけてくるメンタルは褒めてやる。だけど一方的に話しかけられては私もいい気はしないしだるい。上層部並みにだるい。なんなら五条並み。




「じゃ、俺らはこれで」


「ばいばーい」




次々と帰っていく…まてまてこの感じだと私と安室さんが残ってしまう。




「あ、俺らも。行こっか」


「うんっ」




そして誰もいなくなった。いや、正確にはいるんだけど。
店の前で立ち尽くす私と微笑む安室さん。気まずいと思ってるのはどうやら私だけみたいだ。




「あの、じゃあ私たちも帰りましょうか！」


「はい、そうですね。
　って言うと思ったか？」





ですよねー知ってましたー。
そんな怖い顔で見ないでよ、照れるじゃない。だからそんな顔で見ないで。そもそも貴方オフとオンの違いが激しいのよ。二重人格って疑うくらい顔が違う。スパイとか向いてそうだな。

安室さんは紳士！って時と鬼！怖い！って時がある。多分後者が本心なんだろう。だって私との対応が他と明らかに違うじゃないか。もしかして私には本心見せる感じ？
やだー嬉しくなーい。




「安室さん、何をそんなに怒っていらっしゃるのですか？ 確かに恋人同士ですが私たちは仕事上仕方なかった、ということは安室さんもわかっているでしょう？」


「あぁそうだな。だけど俺はAさんのことが好きだ」


「だからそれは「仕事じゃない」





「俺は本当にAさんのことが好きなんだ」






え、嘘でしょ。
だって私たち恋人ごっこだよ？それは安室さんもわかってたはず。
真剣な目から彼が本気なのはわかってる。わかってるけどびっくりして言葉が出てこなかった。




「そういうことでしたら断ります。ごめんなさい」


「随分とあっさりしてますね」


「仕事とプライベートは分けてますので」

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