合コンに行ったら彼氏と遭遇した。【呪術廻戦】【名探偵コナン】

1話──始 ページ1

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合コンに来た理由？忘れた。
なんとなくだと思う。人数合わせでもなんでもいい。


ただ、私には彼氏がいる。


そもそも今の彼氏は好き同士ではないからセーフだろ。
高3の私は呪術師というものをやっていて、それで捕まえたい呪詛師が今の彼氏の後輩だったから付き合ったって感じ。相手にも呪術師や呪詛師のことは伏せて説明したから、彼氏(仮)的な？
彼氏は結構上の人間だったからこんな回りくどいことしなくてもよかったかもしれないが、相手は大量殺人した呪詛師だ。念には念を、ということで私が仕事場にいても仕方ない風にしたり、ソイツに近づくための口実にもなる。

話してくうちに相手の緊張も解けてるだろうから今度飯にでも誘って捕まえるか。そしたら恋人ごっこも終わりだな。

合コンの会場はいい感じのレストラン。美味しいもの食べて帰ろうかな。ついでに奢ってもらおう。
……え？高校生が合コンなんていいのかだって？
多分駄目だけど暇だからしょうがない。私の好奇心が合コンに行きたいとも言っている。






「いらっしゃいませー」






合コンは4人対4人でやっていて、男子があと1人来ていない。女子たちは皆んな誰が来るんだろうと最初は期待していたが、今は他の3人をターゲットに頑張ってる。まあ顔は悪くないからね。
だけども質問が私にしか来ない。そりゃそうだ私が1番可愛いからな。でもさ、空気読もう。


女子の視線に殺されそうなんだけど。




そんな時にタイミングよく来てくれたから助かった。ありがとう誰かさん。愛想よく挨拶をしようと顔を上げたら、





目が合った。








「「あ」」














彼氏だった。

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