合コンに行ったら彼氏と遭遇した。【呪術廻戦】【名探偵コナン】

5話 ページ5

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結局捕まえた呪詛師はいい情報をもっていなかった。これには流石にキレちゃったよ。
上層部はまるでそれを知っていたかのように、「残念だったな」と一言言うだけ。あぁ確かに残念だよ、お前らみたいな腐ったみかんが上にいるなんて。

五条もまさかこんなことになるとは思っていなかったらしく、珍しく感情的になっていた。上との関係で苦労してる割には生徒思いだな。





「で、またあの街に行けと？」


「だって〜A強いでしょ？
米花町は犯罪都市だし、か弱い生徒は行かせられないのさ」


「悪かったなか弱い女子じゃなくて」



あれ？もしかして拗ねてる？可愛い〜、なんておちゃらけたことを言っている五条の脛を思いっきり蹴ると「い"っ」という声が聞こえた。
確かに私はか弱いと程遠い存在にいる。むしろ真反対なのでは？男子に腕相撲勝つし、真希と同じくらいの運動神経してるし、パワーゴリラだし、クズだし。
ほらだって、彼氏が仮にもいる状態で合コンに………。





「あ！！！！！！」


「どうしたの。っていうかめっちゃ痛いんだけど」


「安室さんに連絡とってない……」


「えっだれソイツ。もしかして男？まさか付き合ってるとかないよね。だってAは僕のだし」


「いやまぁ付き合ってるんだけど」


「は？？？？？？？」





あれコイツ知らなかったっけ安室さんのこと。……言ってなかったような気もするけど、別にいいよねうん。担任ってわけでもないんだし。
それよりも安室さんって確かどっかの喫茶店で働いてるんだっけ…、こんな朝早くから電話したら迷惑かな。




「今すぐ皆んなに連絡しないと」


「は、おいなにすんだよ」




止めようと五条の手を掴もうとするも、いとも簡単に避けられてしまった。…これが巨人か。





「クソ反面教師クソ五条まじでクソ」


「泣くよ？？」





うえーんと嘘泣きを始めるアラサー。とても痛い。すごく痛い。その図体と年でよくできんな。
絶対面倒臭いことになると憂鬱になっていると、ポケットのスマホが鳴り始めた。ほら言わんこっちゃない！！




「あー…もしもし？」


「Aさん？！彼氏ができたって聞いて、僕、本当に、ミゲルをサンドバックにしちゃいそうな勢いで、リカちゃんも制御できそうにないくらいで、今からそっちに帰ろうかと思ってるんだけど」


「落ち着け乙骨、早まるな」

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