14 オタク奇譚 ページ15
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記録─────2018年7月
特級仮想怨霊(名称未定)
その術胎を非術士数名の目視で確認
緊急事態のため高専一年生4名が派遣され
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「私ずっと思ってたんだけどさ」
「どしたの野薔薇ちゃん」
「アンタ足出し過ぎじゃない?」
「「ぶっっ」」
野薔薇ちゃん…!それは触れてはいけない!!
現に男子2人が思いっきり吹き出している。運転している伊地知さんは気まずそーにしていた。
左から野薔薇ちゃん、私、虎杖、伏黒で座っているが私だけ足の露出がやばい。
「五条先生と夏油先生が勝手にやったの!!
……やっぱり、タイツ履こうかな」
「いやいやタイツとか暑いっしょ?」
「熱中症になるぞ」
「アンタらそこまでくるとキモいわよ」
四捨五入したら足だね、なんて話を野薔薇ちゃんと話をする。任務先は少年院か。なんだか複雑。
あ、オタクなのにしゃしゃってんじゃねぇよって話ですよねすみません。でも任務遂行より命。
「我々の"窓"が呪胎を確認したのが3時間ほど前。避難誘導9割の時点で、現場の判断により施設を閉鎖」
「"受刑在院者第二宿舎"5名の在院者が現在もそこに呪胎と共に取り残されており──受胎が変態を遂げるタイプの場合、特級に相当する呪霊になると予測されます」
ふむふむ、と伊地知さんの説明を聞いてると有り得ない単語が飛び出した。
「特級…ですか?!」
「なぁなぁ、俺特級とかイマイチわかってねぇんだけど」
「「「…………」」」
虎杖…期待を裏切らないねそういうの好きだよ。
そこで伊地知さんが馬鹿でもわかるように1から説明してくれた。この中で1番強いのは私……私が頑張らないと。
「本来呪霊と同等級の術師が任務に当たるんだ。今日の場合だと五条先生とかな」
「そーいやA、アンタ何級なの?」
「一応……1級、デス」
「1級?!?!」
でも経験が浅いからなんともいえない。
今回は呪具も持ってきたし、抜かりないと思うけど戦うのはなるべく避けよう。
「で、その五条先生は?」
「出張中かな?」
「そもそも高専でプラプラしてていい人材じゃないんだよ」
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3の前夜祭やってたので更新遅れましたすみません!
因みにちょきです。
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かぐや - あなたは神ですか?最高の作品をありがとうございます! (4月29日 19時) (レス) @page50 id: 41bd4258fc (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - 追記: 好きすぎて「ええやん!!」と叫んでしまって親に「煩い!とっとと寝ろ!」と怒られました....仕方ないだろぉ、最高なんだからこの小説、最高なんだから (7月11日 19時) (レス) id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
Kさん - めちゃ良い愛され具合.....もしかして小説書かれていますか?本を出版していらしやすか?めちゃ好きなので続き欲しいでやす!あと、受験生って同じですね。頑張りましょう (7月11日 19時) (レス) @page34 id: 91d89c4fce (このIDを非表示/違反報告)
くさ - 制服、下はほぼ足なのに上は野薔薇ちゃんと一緒で長袖なの良いですね…!!この小説大好きです!「終わり」になってますがまだ書く予定があるなら更新無理なく頑張ってください! (2022年12月27日 9時) (レス) @page32 id: 56aae56e91 (このIDを非表示/違反報告)
吹雪 - うっうっうっう(ないてる)好きすぎて、でも虎杖が死んだってときは知ってるはずなのに泣いちゃって…好きですありがとうございますオタクとか最高すぎん????????更新応援してるぜ!がんばってくだせぇ! (2022年10月6日 7時) (レス) @page27 id: ad117a8b13 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くせらや | 作成日時:2022年8月26日 13時