Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ27)

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73話　〜本題〜ページ27

若武君並みに説明が長いことはなかったけれど

時間が押してるので私が調べたことも一緒に簡単にまとめると

刃佐永幸拓(はざながこうたく)

・男性、46歳、既婚者、妻子持ち

・株式会社HAZAKAコーポレーション社長(重要取締役)

HAZAGA会社商品...''supatto''

・賀田那銀山(かたなぎんざん)発掘、純鉄製、吟堂(ぎんどう)発掘所にて

・薄く、深い藍色、一破片長め...が特徴的

・1000本のみ製造
→その内、200本＝HAZAGA会社保持
→500本＝大手企業にて機械にはめ込めれて使用
→残り300本＝一般にて販売、または大手会社社長などに手渡し

・販売先者名の名簿あり

という感じである

名簿は黒木の携帯のデータにあるらしい

「その名簿送って」

黒「いいよ。LIME持ってる？」

「ええ、ほら」

そう言ってQRコードを出す

黒「ん。今送ったから」

「どうも」

お会計は黒木君が済ませてくれた

...シーン

何？この間

黒「...じゃあ、また明日秀明で」

「ええ、また。黒木君」

黒「呼び捨てでいいよ。どうせ心のなかで呼び捨てで読んでるだろう？」

「じゃ、遠慮なく」

そう言って、黒木に何か言われる前に早足にその場を去った

さーて、これからどうしよう

取りえず家に帰って、ラジコンカーの最終チェックでもするか

よし、そうしよう...

ん？ここから歩いたら家まで一時間？

はて、おかしいな

...電車で帰るか

駅どこなのよ？まじで

スマホーはやっぱり便利ね

Map、Mapっと〜

最短距離で笹駅まで...歩いて20分...！？

しょうがない、時間ないから走るか...

...5分で着きましたー

電車来るまであと3分、自販機でコーヒー買お

ん！長森ココアがある

爪鷹カフェの抹茶ラテ、正午の紅茶、やーいお茶、長森おしるこも捨てがたい

うーん、どうしようと言っているといきなり肩をたたかれた

「すみません、自販機の前で突っ立ってしまって」

？「A、何で何回も呼んだのに返事しないんだ？」

「ああ、七鬼君か。ごめん、気が付かなかったわ」

七「何してるんだ？こんなところで」

「んー、ちょっとね。また後で分かるよ」

七「そっか！」

「...で、七鬼君はどうしたの？」

七「近くのお寺に用事があったんだ」

「お寺？」

七「あれ？言ってなかったっけ？俺、視える家系なんだ」

みえる...？！まさか、幽霊！？

「え゙...幽霊？」

七「そー。まぁ、霊とか妖怪とか」

...ま、抹茶ラテ買おう。温かいやつ

幽霊が怖いんじゃないよ？断じて