Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ25)

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71話　〜聴取結果〜ページ25

結局、三杯も飲んでしまった。二日酔いとか恐ろしいわね

良かった。薬飲んでて

刃佐永さんが去った後、私は黒木が刃佐永さんに聴取したことを聞くために近くの喫茶店に寄ることになった

夕飯、ついでにそこで食べるか

えーっと、''ロイドさん、夕飯いりません。外で食べてきます''っと

取り敢えずメールを打っておく...って、既読速

''了解(｀･ω･´)ゞロイド''

ん？先輩ってこんなキャラだったかしら...？

3轍か...。お疲れ様でーす...

黒「そういえば彼女役、嫌がってた割には結構ノッてたね」

「まぁ、あれくらいしておかないとバレるでしょ。後々面倒なことになるのは嫌だし」

黒「...演技じゃなかったりする？実は本当だったりして」

「私が死んでもそれはないわ。逆に貴方のほうが本気だったりして」

黒「さぁ〜どう思う？当ててみなよ」

「絶対演技ね」

黒「まぁ、そう言うことにしておくよ。今は、ね」

うわぁ、腹立つ...！

「あーそう。それはドーモ」

黒「それはそうとA、演技上手いんだね」

当たり前でしょ。こっちは何年やってると思ってるのかしら

もうすぐ10年よ！10年！

「貴方より下手とか、私のプライドが許さない」

黒「はい、はい。分かった、分かった」

「それと、刃佐永さんが''特定の彼女''なんて言ってたけど」

黒「気の所為じゃないかな」

「どういうことかしら？今まで何人の女の子泣かしてるのよ！」

黒「さぁ？」

「アーヤちゃん泣かせたら許さないから」

黒「泣かせさせないよ」

「泣かせたら半殺しにするわね」

絶対に容赦しないわよ

黒「ははっ。冗談になりそうじゃないな」

「冗談になんかしないわよ」

黒「はい、はい。着きましたよ、troublesome princess？」

は？

「What is so troublesome about me?! Or was she trying to say that she was a troublesome princess?」
(私のどこがが面倒よ?!それとも物騒な姫って言ようとしたのかしら？)

店員「い、いらっしゃいませ。カウンター席で宜しーですか♡？」

黒「はい、大丈夫です」

無視したわね?!

黒「奢ってあげるから、機嫌直して。ね？」

腹立つ...！

「私、夕飯ここで済ますから。そのつもりで」

黒「はいはい」

店員「ご、ご注文はお決まりでしょーか♡？」

ん？さっきからこの店員さん、語尾に♡がついているのだが

ああ、黒木目当てか

「私、トロトロオムライスとクリームソーダを」

黒「へぇー。じゃあ、俺はミックスサンドとホットコーヒーで」