70話 〜マスカット〜 ページ24
それからしばらく待っていると、頼んでいたカクテルが届いた
バーテンダー「お待たせしました」
そう言って、お酒と一緒にマスカットがいくつか入ったグラスが目の前に置かれた
ん?頼んでないのだけど?
バーテンダー「よかったらどうぞ。私からのサービスです」
そう言ったバーテンダーさんは茶目っ気たっぷりのウインクをした
お、おお...
「あ、ありがとうございます...」
バーテンダー「ごゆっくり」
毒入ってないわよね?死なないかしら?まさかね...?
パクッ
うっ...美味っ
美味しすぎる
まぁ、毒入ってなくて当たり前か...
駅前のバーだし
こうして、お酒とマスカットを美味しくいただきながら、結局あれから1時間程も待たされたのだった
さてと、お会計でもするとしようか?
あちらから''今日はお忙しいところ貴重な時間を分けて頂きありがとう御座いました。''なーんて聞こえるし
あーあ、聞きたかったな
「すいません、チェックを。あちらの男性の分も」
バーテンダー「承知致しました」
ブラックカードで払うと吃驚された
まぁ、若い女性がこんな物持ってるなんておかしいわよね
バーテンダー「またのお越しを」
チェックし終わり、二人の背後へ回ったのだけど...
...ねぇ、
...まだ終わらないの?話
...キレそう...
頑張れ、堪えるのよ。浅葱
「あのぅ、もうそろそろ私も混ぜてくださいません?」
刃「ああ、すまない。ついつい盛り上がってしまってね」
黒「今日は本当にありがとう御座いました」
刃「いやいや、私も久しぶりに君と話せて楽しかったよ...ところで、君たちは本当に恋人同士かい?」
「え?どういうことでしょう?」
おお
刃「いや、そういうのは敏感に感じてしまってね。前に私と会うためにそう振る舞った人たちを何人か見かけてね?」
ピンポン、大正解
黒「そんな人達がいたのですか。僕達は本気ですよ?何ならこの場で見せつけましょうか?」
は?
「え?...え?」
仕方がない、恥ずかしそうなフリでもするか
刃「ハハッ、ナリアさん。顔真っ赤ですよ」
「あ、あ、あ、当たり、ま、前ですよ...///」
刃「そうか...すまないね、誤解して」
黒「いえ。別に僕は此処でしてもいいんですけどね?」
帰ったら絞めてやるわね
「か、帰ったらに、し、してください...」
刃「ハハッ、あんまり彼女を困らせるのはやめておこう。お酒、ありがとう。ではまた」
黒&私『はい』
そう言い、去っていった
黒木、絞めてやる...
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ななな - めっちゃ面白いです!これからも頑張ってください! (5月1日 7時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
sea otter - すみません。またまた名前変えました。 (1月20日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - これからも宜しくお願い致します (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - 名前変わりました〜〜 (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - なーこさん» ありがとうございます! (12月16日 8時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sea otter | 作成日時:2023年7月5日 3時