69話 〜ツテさん?〜 ページ23
?「よ、黒木。元気にしてたか?」
おい、もうちょっと早く来てよ
黒「はい。刃佐永さんも元気そうで何よりです」
この人はハザナガさんというらしい
刃「おや?彼女さんかい?」
「いえ、私h...」
黒「ええ、そうです。可愛いでしょう?」
は?
刃「ああ、これまた随分と綺麗な女性だね。初めまして。刃佐永といいます」
そう言って名刺を渡された
...ん?この人ってあのHAZAGAの社長さんだったの?!
なぜ前もって教えてくれなかったのよ、黒木君
HAZAGAとはここ日本で有名な刃物を取り扱う会社で、学校の中庭で見つけたカッター(supatto)も売っているのである
「まぁ、HAZAGAの社長さんでしたか。初めまして、朱白ナリアと申します。いつも貴和さんがお世話になっております」
取り敢えず偽名使っとこ
黒木、後でさんざん懲らしめてやるから覚えててね?
刃「ナリアさんですか。しかし、黒木が特定の彼女を作るとはなぁ」
黒「僕も恋人くらい居ますよ。ね?」
おお、僕呼びになってる
ん?恋人?後で殺ってやる!
てか特定って?女の子泣かせるのはダメよ
これも後で殺ってやろうじゃないか
「ええ。恥ずかしながら彼の優しさに惹かれてしまったようでして」
流石、私。素晴らしい演技力ね
刃「ほぉ、なるほど。そうでしたか」
黒「ところであの藍色が深く、刃がよく研がれている''supotto''について少しお話宜しいですか?」
刃「ああ。君はあのカッターの素晴らしさをよく知っているね」
そう言って、二人は二人の世界に入って行く
本当は私も聞きたいけど、イヤホンはバレるだろうし、女の私が男の人達に混じって話をするのも他の人から見たら変だろう
ここは黒木君に頼るしかないわね
気に食わないけれど
せっかく頼んだカーディナルとクラッカーも無くなってしまった
「すみません、ニューヨークを。あと、あの二人にサイドカーを」
バーテンダー「承知しました」
ニューヨークとはウイスキーをベースに、グレナデン・シロップによって赤系統の色に仕上げられたものである
そしてあの二人に送ったサイドカー
これはブランデーをベースにホワイトキュラソーとレモンジュースで割ったカクテルで、大人な二人っという設定に合うだろうと注文したものだ
しばらくすると、ブルッと仕事用携帯にメールが来た
私は何枚かの携帯を持ち合わせている
''浅葱。今日、学校に何人か向かわせておく...ハンドラー''
''了解しました''っと
すぐに既読がついた
速...
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ななな - めっちゃ面白いです!これからも頑張ってください! (5月1日 7時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
sea otter - すみません。またまた名前変えました。 (1月20日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - これからも宜しくお願い致します (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - 名前変わりました〜〜 (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - なーこさん» ありがとうございます! (12月16日 8時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sea otter | 作成日時:2023年7月5日 3時