68話 〜グラス〜 ページ22
メニュー表なら貴方も持ってるじゃない
黒「アルコール分解薬」
っ!
「なぜ分かったの?」
黒「ただの勘」
本当に勘なのだろうか?
そう思いながらも薬を差し出す
黒「これ、Aが作ったの?」
「ええ、それが何か?」
黒「今度、俺の分も作ってくれない?」
「え...は?」
黒「これ無しは意外と辛いから」
「...考えとく」
バーテンダー「ご注文は?」
黒「マティーニで。彼女にはマンハッタンを」
バーテンダー「承知しました」
マティーニは、ジンベースで、シンプルだからこその味の奥深さから、バーテンの技量が試されるカクテルで、『カクテルの王様』と呼ばれている
マンハッタンは、ウイスキーベースで、透明感ある赤色が綺麗で、気品さを感じることから『カクテルの女王』と呼ばれている
はぁ、王と女王ね...
「カーディナルが良かった...」
カーディナルは、赤ワインベースで、赤ワインの香りとカシスの甘さが混ざった、甘い舌触りの綺麗なカクテルである
黒「言ったよね?彼女役してねって」
「やっても良いなんて言ってないのだけど?」
バーテンダー「どうぞ」
黒「乾杯」
グラスを持ち、こちらへ向けてくる
仕方ないのでグラスを持ち、グラスとグラスを軽くぶつける
美味しい。流石、カクテルの女王
「で、ツテはどこに?」
黒「もうすぐ来るんじゃないかな」
...
スッと手を軽く挙げた
黒「クラッカーとホワイト・サテンを」
私も軽く手を挙げた
「私もクラッカーを。それとカーディナルを」
バーテンダー「承知しました」
ホワイト・サテンは、コーヒーリキュールの香ばしさとガリアーノの爽やかな甘い風味のカクテルで、生クリームによって全体がまろやかである
黒「アルコール度数下げてるけど、もしかしてマンハッタン苦手だった?」
「苦手じゃないわよ。今日はカーディナルが良かっただけ」
黒「無理なら無理って言ってね?」
「じゃ、遠慮なく。彼女役は無理です」
黒「じゃあ、疑われてもいいっていうの?」
「疑われる?」
黒「普通、子供がこんなところに来てたらおかしいよね?」
「ぐっ」
ああ言えばこう言うパターンね
バーテンダー「クラッカーとホワイト・サテン。そして、カーディナルです」
「ありがとう」
クリームチーズが乗っただけのクラッカーだが、シンプルで美味しい
カーディナルを半分ほど飲んだところで、やっとツテが来たらしい
?「よ、黒木。元気にしてたか?」
ツテさん、遅い!
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ななな - めっちゃ面白いです!これからも頑張ってください! (5月1日 7時) (レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
sea otter - すみません。またまた名前変えました。 (1月20日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
シベリアン - これからも宜しくお願い致します (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - 名前変わりました〜〜 (1月16日 13時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
arisu - なーこさん» ありがとうございます! (12月16日 8時) (レス) id: 4f299cc4a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sea otter | 作成日時:2023年7月5日 3時