Elwesyの葉は知っている〜２〜 (ページ3)

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49話　〜何者？〜ページ3

全－黒A『え？』

．．．シーン

えーっと、A・フォージャーなんですけど？

若「それは知っている。怪しい者かどうかだ」

「怪しい者が、私は怪しい者ですっとは言わないと思うけど？」

上「そりゃそうだろ」

美「待て！って言われて待つ者なんかいないしね」

若「い、今のは冗談だ」

結構本気で言ってなかった？

黒「じゃあ、今度は俺が質問していい？」

「ええ、どうぞ」

黒「君は浜田に通っているけど、東国に住んでいるんだよね？」

そういって、しっかりと目を合わせてくる

「ええ」

黒「それは何でかな？」

「浜田校がいちばん家から近いので」

黒「親の許可は？」

「親いないの知っているでしょ？」

黒「じゃあ、何で東国の住民票に名前が載ってないの？」

もうそこまで調べたんだ

さすが黒木君、侮れない

「さあ、私は知らないけど。何かのミスじゃないかしら？」

上「嘘つかなくていい」

「私が東国に住みだした時はA・フィナンシェっという名前だったのだけど？」

上「東国の住民票の更新は3ヶ月前されたばっかりらしいぞ」

黒「早いとこ降参してくれるんだといいんだけどな」

若「まあ、ワッフルでも食え」

刑事ドラマに出てくるようなセリフね

でも、本当の警察はカツ丼は出してないらしいよ

出したとしても、犯人の自腹だし

しかも、そのワッフル、私が購入したものなんだけどな...

立「Aちゃん、私達は信用して大丈夫だよ」

小「アーヤの言う通り、誰にも言わないよ」

立「親いなくて寂しかったでしょう？」

美「仲間に入りなよ？」

っ！

人のこと知らないくせに...

なぜ、私だけがこんなに不幸なのだろうか？

親は両親もろとも他界してしまうし...

戦争には駆り出されるし...

こうして疑われて、嘘つき呼ばりするくせに...

「私のことをあまり知らないくせに、ズケズケと土足で入らないで...」

若「入ってなんかいない！確認しているだけだ！それのどこが悪い?!」

「...いい加減にしてよ」

もういい

ハンドラーに頼んでこの任務は他の人に頼もう

「ごめん、用事があるから帰るね？じゃ、さようなら」

最後にニッと笑って、この場を後にした

用事があるのは嘘ではない

この後、秀明のサッカーチームの見学に行かなければならないし

私はこの後、サッカーの見学で若武達に再開するのを忘れていた...